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防音性のあるマンション選びのコツとは?おすすめ防音対策グッズもご紹介!

2019/09/12

防音性のあるマンション選び

どうもこんにちは、ザク男爵でございます。
どんなに立地がよくても、防音性の低いマンションには住みたくありません。
夜は安眠したいですし、隣から漏れるテレビの音に毎日悩みたくないですもんね。

では防音性の高いマンションとは、どんなマンションでしょうか?
鉄筋コンクリートなら、防音性が高いとは本当でしょうか?
この記事では、

  • 防音性の高いマンションの選び方
  • 簡単に取り付けできる、防音対策グッズ

について解説させて頂きます。

CONTENTS

防音性のあるマンション選びのコツは?

マンションを選ぶとき立地・価格だけでなく、防音性もチェックしたいところ。
防音性の高いマンションを選ぶには、次のポイントをチェックしてみてください。

鉄骨・鉄筋コンクリートが防音性が高いって本当?

「このマンションは鉄筋コンクリートだから、防音性は高い。大丈夫!」
・・・なんて思っていたら、それは赤信号ですよ。

なぜなら鉄筋コンクリートでも、防音性の低いマンションがあるからです。
「鉄筋コンクリート」とは、マンションの構造(骨組み)でございます。
ですので構造(骨組み)だけしっかりしていても、部屋と部屋をしきる壁・床がペラペラでは、防音性は低くなってしまいます。

これは木造・鉄筋にも、同じことがいえます。
構造がしっかりしていれば、建物の揺れは少なくなるでしょう。振動による揺れは低減されます。ですが構造だけしっかりしてても、壁や床がペラペラでは意味がありません。賃貸アパートで言われる「防音性の低い部屋」は構造ではなく、壁や床に問題があることが多いです。

大切なのは、壁・床の厚み

マンションの防音性のカギを握るのが、「壁」と「床」。壁と床がしっかりしていれば、防音性は高くなります。
ですがご存知ですか?鉄筋コンクリートのマンションの壁は、コンクリートだけではないのですよ。

多くの鉄筋コンクリートのマンションで採用されるのは、「ラーメン構造」と呼ばれる構造です。ラーメンとは、ドイツ語で「額縁」の意味。つまりコンクリートの柱でマンションの枠を作る構造なのです。

そのため柱はコンクリートですが、壁はコンクリートとは限りません。
「鉄骨」と「木材(合板)」でできた、乾式壁と呼ばれる壁もございます。
乾式壁はタワマンにも多く採用され、新築マンションにも多く見かけられます。

乾式壁は、合板と合板の間に断熱材(グラスウール)を入れます。
断熱材は熱を通さないだけでなく、音も通しません。防音効果があるのです。
ですので防音効果の高いマンションを選ぶには、「壁の中にどんな断熱材が入っているか?」が重要になります。

  • 断熱材の種類、型番は?
  • 断熱材の厚みは?密度は?

重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、ここは重要ですよ。
余談ですが隣の部屋の音がつつ抜けなアパートは、壁の間に断熱材が入っていないことすらあります。

もちろん、壁がコンクリートである方が防音性は高くなります。
希望しているマンションの壁が、「コンクリートなのか?乾式壁なのか?」、間取りだけではチェックできないことが多いです。忘れずに担当者に確認してみましょう。

間取りもマンションの防音に関係する

マンションの防音性に影響を与えるのが、間取りです。
仮に防音性の低い壁のマンションでも、間取りが生活音に配慮されていれば、いくぶん騒音が軽減されます。
防音効果に期待できる間取りとは、

  • 収納(クローゼット)によって、部屋同士が壁一枚で隣接していない
  • キッチン、お風呂、トイレなど水を使う場所が居室から離れている
  • 居室がカーペット(絨毯)で、階下への音が軽減されている

などがあります。
カーペットの間取りは掃除のしにくさから敬遠される傾向がありますが、防音の観点から見れば優秀なのですよ。
このほかにも、

  • 角部屋である
  • 最上階である

などの間取りも、防音に有利でございます。

2重床は音がよく響いてしまう

マンションの防音対策として見かけるのが、2重床です。
2重床とは、マンションの床(コンクリートスラブ)に直接フローリングを張らないこと。コンクリートスラブに支柱を立て、フローリングを宙に浮かすように施工した床のことです。

室内を歩くフローリングが宙に浮いているので、「2重床は防音効果がある」、と期待してしまいます。また支柱には防振ゴムが施工されているので、「2重床は振動を和らげる」、とも思ってしまいます。

・・・なんですが。
2重床の防音性は、「直床(コンクリートに直接フローリングを施工したもの)」に負けてしまうのです。(品確法での評価基準)
フローリングと床スラブに空間があることにより、伝わる音が大きくなることもあります。(太鼓現象)

2重床であることよりも、マンションの床の厚み(コンクリートの厚み)の方が大切です。床のコンクリートに厚みがある方が、上下階での音のトラブルは避けられます。マンションの防音性をチェックするなら、「床のコンクリートは何ミリか?」をよく確認してみてくださいませ。

簡単に取り付けできる、防音対策グッズ

もしも気に入ったマンションの防音性が低かったら・・・?
大丈夫でございます。防音性の低いマンションでも、防音対策グッズによって防音性アップが期待できますよ。

防音マット

防音マットはカーペットのように床に敷くマットのこと。
防音マットを敷くことで、下の階へに音が響いてしまうのを防ぎます。
マンションの騒音トラブルは、あなたが騒音の被害を受けるだけではありませんからね。

下の階の住民から「静かにしろ!」と怒られることだって、立派な騒音トラブルでございます。「迷惑になってないかな?」とビクビクして暮らすのは、とてもストレスが溜まるもの。

トラブルになる前に、防音マットで予防するのも大切です。防音マットには、コルクボードなど暖かいデザインのタイプもあります。
またカーペットや絨毯も防音に効果的ですよ。

吸音パネル

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吸音パネルは壁に取り付けて、壁の防音性をアップさせるグッズです。
ご紹介させて頂くのは、ワンタッチ防音壁でございます。

こちらの吸音パネルの中身は、高密度グラスウールでできております。
専用のジョイナーを壁に接着することで、ワンタッチで吸音パネルが施工できる優れもの。壁に穴をあける必要がないのが嬉しいですね。

こちらの動画は吸音パネルで作った箱に、防犯ブザーを入れて防音性を確認したものです。頭に響く防犯ブザーの音も吸音パネルで囲んでしまえば、音はかすかに聞こえる程度に。じつに素晴らしいですね。

ただし価格は安くなく、吸音パネル1枚12,000円(900×900mm)します。仮に10枚施工するとすれば、お値段12万円でございます。
これを高いと思うか、安いと思うかは、騒音の許容レベルによるでしょう。
そのほかにも簡易的な吸音シートもございます。

こちらは防音効果のあるシートを、直接壁に貼り付けるタイプです。
吸音パネルより厚みが薄いので防音効果は下がりますが、それでも何もないよりはマシでしょう。
60cm×60cmのサイズが20枚で、お値段は10,199円。まずはこちらから試してみるのもおすすめです。

まとめ:マンションの防音は、壁と床が大切

防音性の高いマンションを探すなら、壁と床をよくチェックしてみてください。鉄筋コンクリートだからといって、安心はできません。
また「音に配慮した間取りになっているか?」もチェックポイントです。

【防音性の高いマンションの選び方】

  • 壁はコンクリートか?乾式壁か?
  • 壁の中にどんな断熱材が入っているか?
  • 断熱材の密度、厚みはどれくらいか?
  • 床のコンクリートの厚みはどれくらいか?
  • 2重床の場合、直床より音が響きやすい
  • 部屋が壁で区切られているだけでなく、収納で区切られているか?
  • カーペット、絨毯の間取りは上下階の騒音が軽減される

また防音性を高めるため、

  • 防振マット(カーペット、コルクボード含む)
  • 吸音パネル

を取り付けるのも有効です。
防音性の高いマンションに住んで、快適な暮らしを手に入れましょう。
それでは、また!

ブロガー

この記事を書いた人

マイホーム購入や子育て、ワークスタイルに関する情報を『辛い人生がちょっとだけ「楽」になるスパイスを、あなたに。』というテーマで発信する月間19万PVの人気ブログ「ザク男爵プレゼンツ」を運営。
自身が建売住宅を購入した経験を元に、マイホーム購入や住宅ローンについて専門用語を避けながらわかりやすく説明することを得意としている。

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