毎月家計の固定費の中で大きなウエイトを占める電気代。
特に冷暖房の利用が多い真夏と真冬は、高額な電気代に頭を痛めている人も多いのではないのでしょうか。
みんなはどうやって電気代を節約しているのか気になりますね。
今回は、電気代に関して参考になりそうな意識調査をご紹介します。
調査を行ったのは、太陽エネルギー企業のソーラーフロンティア株式会社。
対象者は、既婚男女1,000名です。
これから一戸建てやマンションへの引っ越しを考えている人は、転居先で電気代を抑える秘けつがわかるでしょう。
出費が気になる固定費はダントツで電気代!
現在、家計の固定費の中で出費が一番気になる項目は電気代が約半数を占めてダントツ。
また、新しい住宅に入居した場合に増減が最も気になる固定費でも電気代が半数以上を占めています。
電灯にはじまり、冷暖房、テレビ、冷蔵庫、充電器と電気を使用する機会はガスや水道に比べると圧倒的に多いので、この結果も納得です。
工夫はさまざま!電気代節約の秘けつとは
続いては、新居を購入後に電気代削減に努める施策はあるのかを聞いてみました。
なんと、9割超もの人が『節約するつもり』と答えています。
具体的な施策では『こまめに電気を消す』が、2位の『電力会社を比較する』に大きな差をつけてトップ。
『太陽光パネルを導入する』は2割を超えていて、興味を持っている人が一定多数いることがわかりました。
ZEHの未来は明るい?購入に前向きな人多数
ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の言葉を知っている人を対象に、ZEHの知識量を聞いてみたところ、『他人に詳しく説明できるほど詳しく知っている』と『説明はできないが大まかな内容は知っている』の合計は8割以上。
高い知識を持ち合わせている人が多いことがわかりました。
また、住宅の購入時にZEHの導入を検討したいかを尋ねると、『(どちらかといえば)検討したいと思う』という意見が85%にも達する結果に。
ZEHを理解した上で、購入したいと考える人が一般的なようですね。
ZEHを導入したい理由は『経済的だから』、『電気代を安くできるから』などやはり金銭的なメリットを挙げる人がほとんどでした。
太陽光パネルはあり?なし?戸建て購入者のリアルな本音
太陽光パネルを導入することで、一般的に電気代は節約できると言われています。
この考えは一般にも浸透していて、『住宅購入の際、太陽光パネルを設置することで得られると思うメリット』を聞いてみたところ、6割超が『発電した電力の自家消費ができる(=電気代を削減できる)』と答えています。
どんな条件ならば太陽光パネルを導入するのか
太陽光パネルの設置を検討しやすくなる理由を聞いてみると、『少ない初期投資』や『パネル価格の安さ』など先行投資の面を挙げる人が目立ちました。
今後太陽光パネルが普及するには、初期投資の抑制が課題と言えるでしょう。
今後の太陽光パネルに期待!みんなが望む条件とは
最後に太陽光パネルに付いていたらいいなと思う機能や特徴を聞いてみたところ、『雨天時や夜間も発電する機能』がトップだったものの、他『屋根一体型』や『極薄』などの回答も目立ち、票が割れる結果に。
みんなの願いがどれだけ実現されるのか、太陽光パネルの今後に期待したいですね。