すみかる住生活版

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子育てしながら家カフェをオープン。その先に描いている夢とは?

カフェの入り口

自宅でカフェを開けたら素敵


お料理やお菓子づくり大好きさんなら、一度は自宅カフェでお仕事をする自分を思い浮かべたことがあるのではないでしょうか。

「そうは言っても、子どもはまだ小さくて、これからもっと大変になるから…。好きなことをはじめるのは、子どもたちが手を離れるまで待つわ。ましてや自分で経営するなんて、とんでもない!」そう考えるのが自然かもしれません。

今回は、3人の子育て真っ最中でありながら、カフェのオーナーになった方のお話を伺ってきました。
働くママや自宅カフェに興味のある方の参考になれば幸いです。

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本当にやりたいことは、すぐにはじめてもいいんじゃない?

東京都内でも埼玉県寄りの閑静な住宅街、最寄り駅から徒歩10分ほどの場所に、そのカフェはありました。
まもなく、オープンしてから5年目を迎えます。
1階はカフェ、2階はレンタルルームが2部屋という作りで、どちらも常にほどよくお客様や予約が入っている状況です。オープンは10:00〜17:00で、スタッフ2人が入っています。

カフェオーナーのKさんは、現在は小学生のお子さんが3人、ご主人は会社員という家族構成です。
もともと、手に職を付けて経済的に自立したかったこともあり、マッサージやフェイシャルエステ、ヒーリングの資格を取得していました。

資格を活かして仕事を続けてみたものの、「子育てをしながらできる仕事を」と、自宅でカフェの経営を考えたのです。
賃貸物件のわずらわしさもあったので、住宅を購入し、3分の1を改造してカフェとしてオープンすることになりました。

現在は、2階のレンタルルームの貸し出しに加え、カフェで定期的にワークショップを開催したり、マッサージをしたりと、なかなか忙しい毎日を送っています。
オープン当初は未就学児だったお子さんたちも、今は小学生。時々お手伝いもしてくれるそうです。

目指せ、オンリーワンカフェ! 長く楽しくカフェを続けていくには

 

カフェのフロアー

どうやってオンリーワンを演出する?

みなさんなら、自宅カフェをするとしたらどんなスタイルにしたいですか?

大手チェーン店のカフェや行列のできるカフェは、それぞれに『売り』があります。

駅近のオシャレで有名なお店。
話題のスイーツがあるお店。
郊外型ならブランチしながら読書ができるお店。

これらのお店は、いつまでも同じスタイルではなく、時代の状況や話題性を考え、マイナーチェンジを繰り返しながら続けています。

自宅カフェも同じで、家庭的でほっこりできる空間の提供は魅力的ですが、同じ様なお店があったらどちらに行きたくなるか、お客様が選択に迷わないような特徴があるといいですね。

例えば、Kさんのカフェのようにレンタルルームがあれば、カフェの営業と並行してお客様のさまざまな利用目的に対応しやすいです。

ワークショップを開くのも地域に密着したスタイルで、オーナー自らも楽しみながらお仕事ができそうですね。
また、個展の共催や、占いやヒーリングをしたり、アクセサリーを作って販売したり、ちょっとしたサロンみたいな空間を提供しても面白いかもしれません。

あるカフェでは、完全会員制にしているそうで、『秘密の場所』として人気があり、会員数は700人を超えているそうです。
やりたいことを詰めこんで、オーナー自身が楽しんでいるお店は、お客様にとっても魅力的だと思いませんか?

自宅カフェをオープンするときに必要なこと、心掛けたいこと

ポットとコーヒードリッパー

必要なものはカフェの道具だけじゃない!

開業に関する具体的なお話になりますが、カフェをオープンするために絶対に必要なことをお伝えします。

  • 税務署に開業届を提出
  • 保健所に食品営業許可申請
  • 食品衛生責任者の講習を受講
  • 消防署へ防火対象物使用開始届を提出
  • 菓子製造業の許可申請(お菓子などを店頭で製造販売する場合)など、必要となる許可の取得・届出

意外にも、調理師免許はなくても問題ありません。
自治体の保健所などに相談すると詳しく教えてもらえます。

その他、人件費も頭の痛い問題ですが、臨時で応援してもらえる人間関係や環境づくりができるといいですね。

そして、仕事とプライベートをきっちり分けることが重要です。
ママ友や知り合いが、カフェのお客様としてお店に来るのか、それとも自宅に来るのか。
営業時間やお金の問題も含むことなので、例えば自宅とお店のドアは絶対に別々にするなど、わかりやすく公私を分け、無料で提供できるものを決めておくことも大切です。

まとめ

Kさんは、「今後ずっとカフェを続けるかわからない」と言っています。
それはネガティヴな意味ではなく、これからの人生の中で出会うさまざまなできごとに、影響を受けることもあるからです。

最終的には、悩みを抱えた母子に対する相談窓口のような、つらい立場の女性の心に寄り添える場所を提供したいと考えているそうで、今はそのための通過点なのだとか。
カフェの経営を楽しみながら、お子さんにも目がいき届く生活はバランスがいいようですね。

子育て世代は、育児と仕事の両立で深刻に悩んでしまう場合もありますが、Kさんのようにやりたいことを思い切ってやってみて、さらに新しい目標を見据えていく生活も悪くないですよね。
あなたも、夢への第一歩を踏み出してみませんか?

文:やまとなつ

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