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【マンガ】「妊婦が摂ってはダメなもの」が超気になる人は要注意! ムダに窮屈な暮らしの弊害【松本えつをの子育てあるあるvol.11】


忘れてはいけないのは「脳」の存在。脳がストレスを受けたときのダメージと秤にかけて考える

きのこの知り合いには「妊娠しているとは知らずにお酒を飲んでしまった……」ということへの罪悪感に苛まれて鬱っぽくなってしまった人がいる。

本来なら至極しあわせなはずのマタニティライフの大半を、精神を病んだ状態で過ごすなんて、それこそ胎児に悪影響ではないだろうか。

忘れてはいけないのは自分の「脳」の存在。

迷ったら、「脳がストレスを受けたときのダメージ」と「それを摂ったときの母体と胎児へのリスク」を天秤にかけよう。
その際に、「脳がストレスを受けたときのダメージ」のほうが重かったら、「自分を許す」ことを検討しよう。
なぜなら、ストレスがもっとも、巡り巡って母体や胎児に悪影響を及ぼす恐れがあるからだ。

間違った情報に翻弄され、ムダに窮屈なマタニティライフを送り、かつ、その影響でストレスを溜め込み、別の方向から母子ともに悪影響を受ける……なんて、これほどバカバカしいことはない。
「元も子もない」というのは、まさにこのことだ。

[1]「信頼できる情報」と「信頼できない情報」を見わける

[2]「NG理由」と「NGレベル」を知る

[3]「脳が受けるダメージ」と「母体と胎児へのリスク」を天秤にかける

その3つのステップで、自分のためにも、そして、お腹の赤ちゃんのためにも、どうか、どうか、しあわせなマタニティライフを!

文:松本えつを

▼松本えつをの子育てあるある▼

◆ 文・ストーリー構成:松本えつを(役名:きのこ)

絵本作家・エッセイスト・コピーライター。2007年、8年間役員をつとめた出版社から独立。2008年、出産後の出血多量で死にかけるも一命をとりとめたことをきっかけに、女性が働きづらい社会を少しでも変えたいと一念発起。以降、ニッポンの女性アーティスト・クリエイターの自立支援を目的とした教育&プラットフォーム事業を立ち上げ、多くの女性たちの声を聞く。2014年、クリエイターを対象としたマンガコンテンツ “ クリエイターあるある in 日影工房 ” を企画・制作。これまでの著書の大部分は大人の女性を対象としたものとなる。代表作に『バンザイ』(サンクチュアリ出版)、『ユメカナバイブル』(ミライカナイブックス)等。

ウーマンクリエイターズカレッジ「絵本の学校」
クリエイターあるある in 日影工房

◆ 絵:ささはらけいこ(役名:もじゃ)

1984年北海道生まれ。金沢美術工芸大学油画専攻卒。東京クリエイターアカデミー(現ウーマンクリエイターズカレッジ)を経て、2010年よりイラストレーター・絵本作家として活動を始める。2014年から “ クリエイターあるある in 日影工房 ” の作画を担当し、「もじゃ」役として出演。2015年におまんじゅうのような子どもを出産し、テンヤワンヤで子育て真っ最中。
ささはらけいこポートフォリオサイト「星ふるモジャモジャの丘」

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