2019年10月導入と間近に迫っている消費税10%の増税、今の内に高額な買い物を済ませようと考えている人もいるのではないでしょうか。
ですが、このままでは消費が増えるばかりで貯金をしたくてもできませんよね。
さらに、金融庁が発表した「老後2000万円問題」も浮上し、益々貯金の重要性が高まってきました。
そこで今回は、ベースメントアップス株式会社の『退職の前に読むサイト』が行った調査「貯金はどのくらい貯まっていますか?」をご紹介します。
忙しい現代社会人は、今後のことを考えどれほど貯金しているのでしょうか。
60%の人が貯金がないという結果に
この調査から、社会人の6割がほぼ貯金がないということがわかりました。
徐々にインフレの傾向になりつつある現代ですが、まだまだデフレの影響も大きく、個人収入は上がらないのに物価が上昇しつつあります。
日常生活の消費で貯金までまわせないということなのでしょうか?
貯金額別の結果と対策を見ていきましょう。
ほとんど貯金できていない:60%
社会人全体の6割の人が、貯金があまりないという驚きの結果が出ました。
社会人は、付き合いや色々な行事などで出費がかさみ、生活費などを引いたら手元に残るお金は少なくなります。
このような状況から、自然に貯金ができないのかもしれません。
※大変な状況でも、少しでもコツコツと貯める習慣を身に着けるのも重要です。
100万〜499万円:21%
まず貯金をしようと思う目標額で多いのが100万円で、21%という結果にのぼりました。
○○万円が○○○万円になると印象が変わり、安心感と達成感もあるでしょう。
一般的な給料を貰っている会社員なら、少し消費を抑えれば数年で貯められる額です。
貯金がまだまだの人は、まず100万円を目標にすると貯めやすいかもしれませんね。
1000万円以上:12%
1000万円以上の貯金があると答えた人が、12%と高く意外な結果になりました。
このような額を貯金できるのは、もともとの収入が高い人か、長年出費を抑えコツコツ貯めていた人なのではないでしょうか。
それでもまだマイホーム購入や子供の養育費などを考慮すると、まだまだ貯金が足りていないことがわかります。
老後のことも踏まえ、お財布のひもをまだまだ緩めてはいけませんね。
500万円〜999万円:11%
500万円〜999万円と答えた人は11%という結果になりました。
この貯金額は多くも少なくもなく「十分じゃないのか?」と思うかもしれません。
ですが、最近発表された金融庁の金融審議会による「高齢社会における資産形成・管理」の老後資産2000万円が必要という問題、それを考慮すると、まだまだ貯金額が少ないことがわかってきました。
出費を抑え、ボーナスを貯金に回すことができれば無理なく貯金できるのではないでしょうか。
詳しくは下記記事をご覧ください、年代ごとの貯金額の目安や貯金する方法を紹介しています。
社会人の60%は貯金ゼロ?貯金ゼロのリスクと貯金する方法 (退職の前に読むサイト)
老後の不安を解消するリバースモーゲージ
メディアなどで老後2000万円問題が多く取り上げられていますが、一般社会人がこの貯金額まで達成させるには、並大抵の努力では貯めることができません。
そこで知っておくべきは少し前から話題になりつつある「リバースモーゲージ」です。不動産関係で耳にしたこともある方もいらっしゃるかもしれません。
リバースモーゲージとは、持ち家を担保にして、生活費や老人ホームの入居費用の融資を受けられるシステムのことです。
その家で暮らしながら老後の心配をする必要がありません。
返済は死亡後に持ち家を売却し、返済に充てます。
詳しくは下記をご覧ください。
会社概要
ベースメントアップス株式会社
■所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目17番3号 渋谷アイビスビル8階
■TEL:03-6805-1089
■事業内容
・スマホアプリ事業
・メディア事業:退職の前に読むサイト
・HR事業
おわりに
結局、貯金と貯蓄どっちがいいのでしょうか?
違いは家や金融機関でお金を貯めていくのが貯金で、金融資産全体を表すのが貯蓄です。
努力して貯金をするのが良いですが、できれば貯蓄まで目的をもっていけば、今よりも増やすことができるでしょう。
この機会に、もう一度老後のことも踏まえ、貯金・貯蓄シュミレーションをするのもいいかもしれませんね。