大量にモノが消費され廃棄されていく社会、便利ではありますがどこか違和感を覚えませんか?
最近では『循環型社会』や『シンプルライフ』をキーワードに、モノを大切に使う意識が少しずつ広まっているようです。
お気に入りのモノを修理しながら長く使う、昔は当たり前だったそんなことを今再び広めたいと始まったのが京都にある『家具クリニック』です。
家具は壊れたらすぐ廃棄?
家具が壊れてしまったらどうしますか?
リーズナブルでおしゃれな大型家具店が人気のこともあり、多くの方が廃棄して新しい家具の購入を検討するのではないでしょうか。
しかし廃棄してしまう前に修理することで、もう一度家具に新しい命を吹き込むという方法もあります。
京都の家具店が手がける『家具クリニック』
『いいもの、ずっと』がスローガンの京都の家具店『フィールドアロー株式会社』が手がけるのが家具修理を行う『家具クリニック』です。
家具は修理することでさらに愛着を持てる
『家具クリニック』が家具を修理して使うことを広めるのは、単に捨てることがもったいないからという理由だけではありません。
家具には年月を経ることでしか生まれない『家具の深い味わい』や長く使い込むことで生まれる『本当の家具の魅力』を知ってほしいと思っているからです。
家具を修理することでさらに愛着を持って使ってもらい、使っている人の心をより豊かにしたいという想いか込められています。
ひとつひとつの家具と向き合う確かな技術の職人たち
『家具クリニック』で家具に向き合うのは、いずれも確かな技術とセンスを持つ職人ばかりです。
新品同様に修理するだけでなく、要望やライフスタイル、予算などに合わせてひとつひとつの家具に向かい合います。
年代物の家具はあらゆるところが傷んでいたり、以前の修理で思わぬ構造になっていたりすることもあります。
そのまま使うことが難しいパーツをいちから作り直すことや、ほとんどリメイクのような修理になることもめずらしくはありません。
家具の修理例
家具修理実績10,000件以上の『家具クリニック』ですが、ここでいくつかの例を見てみましょう。
壊れた椅子の肘かけの製作、修復と全体を着色
背もたれと肘かけの接続部の割れを修復、背もたれと座面の張り替え、全体を塗装
家具のリメイク例
思い入れはあるけれどもう使うことがなかった家具は、オリジナルリメイクするのもよいですね。
娘さんが使っていたキッズチェアにテーブルを取り付け、お孫さんにプレゼント
洋服ダンスの扉をテレビボード用の扉にリメイク
目指すは家具の循環型サークル
『家具クリニック』が目指すのは家具の循環型サークルです。
家具の製造販売、修理、中古買取、家具シェアリングサービスの流通モデルを確立し、モノを大切にする文化の形成を目指しています。
家具クリニック
- 住所:〒611-0041 京都府宇治市槙島町月夜5-2 宇治月夜ファクトリー内
- 電話番号:0120-074-929
- URL:http://kaguclinic.net
- facebook: https://www.facebook.com/fingermarks.kyoto/
- instagram: https://www.instagram.com/fingermarksfactory/
壊れたら修理して、長く愛する
大量生産のモノを使い壊れたら新しいモノに買い換える、そんな生活に慣れた私たちにとって、壊れたら修理してまた使うことは少しだけ面倒に感じられます。
しかしもう使えないかなと思っていたモノが修理されて手元に返ってくると、不思議と思い入れが増すものです。
モノを買うときもずっと愛着が持てるかどうか、という点も考えて選ぶとよいですね。
長く愛せるモノを修理しながら大切に使っていく、そんなライフスタイルに少しずつシフトしてみませんか。