こんにちは!竹山 由加里です。私は神奈川県から鹿児島県奄美大島に2017年1月に移住してきた二人の子持ちの主婦です。そんな私が離島暮らしや移住体験を綴る「南の島への移住日記」。今回が4回目の連載です。
前回はこちら:奄美大島への移住支援と暮らしやすさをリポート|南の島への移住日記vol.3
次回はこちら:奄美大島のびのび子育て|南の島への移住日記vol.5
移住系のサイトを見ていると、空き家紹介をしている自治体って多いですよね。空き家で快適に住むための選択肢の1つとして、リフォームやリノベーションを検討している人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は地方への移住を考えている人へ向けて、私の移住先でのDIYリフォームの体験談を語っていきたいと思います。
私の場合は夫の実家が会社を経営していて、その会社の仕事場があるビルの上層階が社宅になっています。私たちはそこに引っ越しました。
家賃は地方ということで、とってもリーズナブルな料金です。
あからさまには言えませんが、以前と比べて1/6ほどの家賃(首都圏で65平米の3DK、駅から徒歩15分の賃貸でした)です。非常に助かっています。
前に住んでいた方がかなり長く住んでいたため、私たちの入居時には壁・床・キッチン・浴槽の入れ替えリフォームなどを済ませてもらいました。
ちなみに前の入居者の方が直前まで住んでいらっしゃったとのことで、私たちは入居前に部屋を確認することができず、間取りなども直前に知った形となりました。
ネックは引越し前に住んでいた部屋よりも狭くなったことでした。
そこでスペースを少しでも有効利用するため「押入れの中段を取っ払ったり、しきりの襖を外したり、使いやすいようにカスタマイズさせてもらもらいたい」と実質的な大家である夫の両親に相談をして、許可を取りました。
工具なども貸していただき、巷で話題のDIYに挑戦しました。
島での材料探しには親切な人たちとのネットワークが欠かせません!
何がどこで買えるのか、借りられるものはあるのか、とにかく聞いてみるのが一番です。
具体的に今回DIYで使った材料を調達したお店を紹介します。
意外かもしれませんが、奄美大島には首都圏と同規模の大型ホームセンターもしっかりあるんです。
奄美大島の街中にある丸親ホームセンターは小スペースながら木材からペンキや工具はもちろんタイルの目地剤など、大型ホームセンターに売っていなかったものもあり助かりました。
材料以外にも可愛い雑貨や生活に必要な洗剤やキッチン道具なども揃う便利なお店です。
最後は主婦には欠かせない、100均!大変お世話になりました。
奄美に来て一番ホッとしたのは、私の中で三強の『DAISO』『seria』『Can★do』があることです。助かりますよね〜!!
購入した材料を使ってDIYした箇所をご紹介します。
リビングとして使っている部屋の押し入れの中段を取っ払いクローゼットにしました。
壁には壁紙を貼って、床も補強しました。
お風呂場のタイルの目地をリフォームしました。
目地とは、タイルとタイルと間の継ぎ目のことです。
寝室のデットスペースを棚にしました。
こんな感じで、島でも充分DIYの材料を確保することができました!
奄美大島は公園や広場なども多いので子供たちを遊ばせながら、私はDIYの材料を持って行き、やすりがけやワックスがけに励む、なんてことも可能でした。
普通の主婦である私でもちょっと頑張るだけで、とっても快適なお部屋になりました。
離島へ移住される方は、DIYリフォームにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
文:竹山 由加里
【南の島への移住日記】
vol.1:私が奄美大島に移住を決めたワケ
vol.2:離島への引っ越し費用は高額!交渉次第で50万円以上お得に!?
vol.3:奄美大島への移住支援と暮らしやすさをリポート
vol.4:移住先の奄美大島でDIYリフォームしました
vol.5:奄美大島のびのび子育て
vol.6:奄美大島の食文化をリポート
vol.7:奄美大島へUターン&Iターンで開業したお店やお仕事
vol.8:奄美大島へ移住、イベントが多くて地元へ馴染みやすい
vol.9: 移住の際にはフリーペーパーで奄美大島を知ろう
vol.10: 奄美大島へやってきました初の台風