すみかる住生活版

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手続きは?必要なものは?建売住宅の契約後の流れを徹底解説!|建売マニアvol.6

2017/04/10

引越しの段取り

さてさて、引き渡しの日が近づいてきたら、引越しの段取りをしていきましょう。

引越し業者への連絡・見積り依頼

なにはともあれ、引越し業者へ連絡して、見積りを取りましょう。
引越し費用を抑える為には、複数の業者のお見積りを比較する、そして繁忙期を避ける、平日に引越しする、などなど。これはもはや常套手段かもしれませんね。
引越し業者が決まり、引越し用の段ボールを受け取ると、「いよいよだなあ・・・」と感慨深くなるものです。

インターネットの引越し連絡・郵便物の転送届け

バタバタしてきて忘れそうになりますが、インターネットの引越しの連絡、そして郵便物の転送届けもお忘れなく。
郵便物の転送届けは郵便局に届ければ、1年間新しい住所へ手紙を転送してくれます。
そしてインターネットは持ち家に引越しすることで、料金が上がることが多いです。この際思い切って、ほかのインターネットに切り替えてしまうのも、賢い選択です。

賃貸アパートの解約手続き

さて、引き渡しの日、そして引越しの日が決まったら、長年住み続けた賃貸アパートを解約する連絡をしましょう。
解約の連絡を入れると、「いや、ちょっと待って、考え直して!」の泣きの一言もなく、笑顔で解約手続きを進めてくれます。・・・長年住んだのにその対応、ちょっと寂しいではありませんか。

引き渡し~入居まで

さて、ここまでくれば、入居までもう少しです!

残金の支払い・新居の鍵の受取り(引き渡し)

引き渡しの日に、銀行に関係者(ハウスメーカー・不動産会社の営業マン、行政書士)が集合して、残金の支払いの儀式を執り行います。

銀行口座に振り込まれた住宅ローンを確認し、その場でハウスメーカー・不動産会社宛に振り込み依頼を書きます。振り込まれた大金がその場で横流しされ、そして果てしない住宅ローンだけが残る。なんだかとても切ない気分になる瞬間です。
でもこれが完了すれば、晴れてマイホームの鍵をゲット、でございます。

プロパンガス業者の選定、開栓の立会。(プロパンガスの場合)

引き渡しが完了した段階で、選定したプロパンガス業者とガスの開栓の立会をします。
難しいこともありませんし、時間もそうかかりません。
しかし1点だけ注意して頂きたいことがあります。それは「ガス設備が誰のものか?」ということです。
もちろん、建売住宅を購入して、お金を払ったのはあなたです。ですので、当然、ガス設備はあなたの所有物なはずです。(ガスボンベ、メーターを除く)
しかしガス業者の中には、「お宅のガス設備、うちのなんですよ」と言って、のちのち解約させないようにする悪徳業者もおりますよ。
それを確認するのは、ガス開栓の立会時にサインする、「液化石油ガス法第14条に基づく通知書」という書類です。
これは単なる「工事完了の確認書」ではありませんので、よく内容を読んでからサインして下さいませ。

引越し当日。(荷物の運び出し、受け入れ、開封)

引越し当日、賃貸アパートから荷物が運び出され、がらんとした部屋を見た時、改めて「家を買ったんだ」という感情が湧きでるでしょう。
おめでとうございます。本当にこれで念願のマイホームがあなたのものに。そして今日から新居での新しい生活が始まります。
持ち家での生活はお金がかかったり大変なこともあると思いますが、大好きな家族との暮らしをかけがえのないものにしてくれるでしょう。

ザク男爵の建売マニア的まとめ!

物件契約~入居までの流れ、必要なものは次の通りでございます。

1・住宅ローンの手続き・火災保険の手続き。
2・新居で必要になる家具・家電の選定、購入、準備。
3・引越しの段取り。(引越し業者への連絡、賃貸アパートの解約など)
4・残金の支払い、引き渡し。
5・ガスの開栓工事の立会。
6・引越し。

建売住宅は既に完成されている家の為、この手続き・準備が光の早さで取り行われることになります。
マジで早いです。
しかしこの山を越えれば、晴れてマイホームがあなたのものになります。
段取りよく進めて、最高のすみかを手に入れましょう!

文:ザク男爵

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