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結局いくらかかるの?建売住宅の諸費用あれこれ|建売マニアvol.3

2017/03/09

住宅ローンに関わる諸費用

そして住宅ローンを借りるにも、様々な諸費用がかかります。

事務手数料(目安:5万円~)

住宅ローンを借りる際、事務手数料として、5万円~お支払いすることになります。
ただし銀行によっては、事務手数料が融資金額の2%(2,500万の場合、50万円)とものすごく高い銀行もありますのでご注意下さいませ。
金利が安くても、事務手数料が高い。目先の数字を追いかけて事務手数料の存在を忘れていると、最後の最後で泣き崩れることになってしまいますよ。

印紙代(目安:2万円)

住宅ローンを契約する際に支払う印紙代です。金額は印紙税法に定められた金額になり、5,000万円以下の場合は2万円でございます。

保証料(目安:物件価格の2%)

住宅ローンを借りるときに保証料として、借入金額の2%程度の諸費用がかかります。
ただし2%と言っても一律ではなく、借入金額、返済条件、勤め先などで保証料は変動致します。
保証料は住宅ローンを借り換えしたときや、繰上返済して完済した場合は、その1部が戻ってきます。しかし、借りてから年数が経てば経つほど、戻る金額は減っていき、最終的にはゼロに近い数字になってしまうのです。
「保証料と言う名の事務手数料」と覚えていた方が間違いないでしょう。

金利選択手数料

銀行によっては、金利を選択する手数料が発生します。私の契約した地方銀行では、5,400円かかっていました。なんでしょうね、この手数料は。できることなら返して欲しい。
もちろん、銀行によってはかからない銀行もあります。

火災保険(目安:35年契約で30~50万円)

家を買ったら加入する必要があるのが、火災保険です。これに加入しないと、家を売ってくれません。
火災保険は保証内容・契約年数によって値段も変わります。仮に1年当たり1万円の支払いとしても、35年契約ならその金額は35万円にもなります。バカにならない金額です。
もちろん、家を買う時に35年分加入・支払う必要はありません。節約志向の強い私は、5年分だけ加入しました。
住宅購入時はとにかくお金がなくなるので、火災保険を節約するには有効な手段ですよ。

入居後に支払う諸費用

だんだん諸費用という文字も見たくなくなってきた頃とは思いますが、まだ家を買うことで必要になるお金(諸費用)はありますので、もう少々お付き合い下さいませ。

不動産取得税

家を買うことで、不動産取得税が発生致します。
しかし軽減措置がある為、不動産取得税がゼロになる場合も多々あります。私もゼロでした。1円も払っておりません。
詳しい金額は、契約前に担当者に聞いておきましょう。

引越し代

新居に引越しする引越し代が必要になります。
複数社に見積を取って、引越し業者の繁忙期を避ければ、引越し代を節約することができます。

賃貸アパートの精算(ハウスクリーニング費、原状回復費など)

正直、もう住宅購入・引越しでくたくたなのですが、この時期に賃貸アパートの精算があります。
汚れた部分の清掃、壊れた場所の修理など、原状回復・ハウスクリーニングの費用と、入居したときの敷金を精算します。
不動産会社によっては、法外な値段を提示してきますので、しっかりと事前準備して交渉することが必要です。

事前準備や交渉のコツなど、もっと詳しく聞きたい方へ。
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ザク男爵の建売マニア的まとめ!

いかがでしたでしょうか。建売住宅を購入することで、これだけたくさんの諸費用がかかるって、ちょっと引きますよね。
建売住宅のメリットは価格の安さですが、これだけの諸費用を合計すると、チラシに表示されていた金額よりもぐっと高くなります。
諸費用を払うことで金欠にならないように、しっかりと事前準備をしたいものですね!

文:ザク男爵

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