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建売住宅の賢い選び方と4つの注意点。性能・保証内容を重視しよう|建売マニアvol.2

2017/03/04

保証内容は充実しているか?

そして最後に建売住宅を選ぶときは、家の保証内容を確認するようにしましょう。保証内容を知れば、さらに安心することができますよ。
住宅購入の何が怖いって、それは買った後に欠陥を発見してしまうことですよ。内覧会のときは気が付かなかったけど、入居してしばらくしたら床が傾いていたり、基礎にヒビ割れがあったり、雨漏りしていたり・・・。
もし買った家がそんな欠陥住宅だったら、住むのも嫌だけど、売るに売れないし、住宅ローンは残ってるし。人生詰んでしまいそうです。

そんな不安な住宅購入ですが、ご安心して頂きたい制度があるのです。それは「家の主要構造躯体に対して10年の保証期間がある」ということです。
これは、「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」というもので、売主(請負人)に対して10年間の保証が義務付けられている制度です。
ですので、「ちゃんとした」ハウスメーカー・不動産会社ならば、この「瑕疵担保責任」に対する10年保証は開示してくれるはずです。もちろん、書面で。
またハウスメーカーによっては、この10年保証以外にも、2年保証(短期アフターサービス)、20年保証(ただし条件あり)など、独自に保証内容を充実しているメーカーもあります。
さらには購入後の無料メンテナンスを実施しているかどうかもチェックポイントですね。(点検は無料でも修理は有償の場合あり)

建売住宅を選ぶ時は、保証が手厚い、保証をしっかり説明してくれる物件だとさらに安心できますね。

しかし、書面だと見落としてしまいがちで不安になりますよね。
そういったことをすべて相談してみませんか?

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ザク男爵の建売マニア的まとめ!

それではまとめましょう。
建売住宅を選ぶときは次のことに注意しましょう。

1.同じ物件でも、不動産会社の仲介なのか、ハウスメーカーの直販なのかで、支払う金額が変わる。(仲介手数料の有無)
2.格安の建売住宅の場合、入居してから費用がかかる場合がある。
3.見た目は同じでも、内部構造・住宅性能は全然違う。
4.物件によって保証内容、アフターサービスに違いがある。

こうやって見てみると、建売住宅を選ぶときは家の外観・内装よりも、取引形態、住宅性能、保証内容が重要に感じます。
建売住宅はどれも同じような家に見えますが、その中身は全然違いますし、購入する方法によっても支払うお金(仲介手数料の有無)も変わってきます。
ぜひとも建売住宅を検討するときは、ご参考にして下さいませ。素敵な家探しを!

文:ザク男爵

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