2020年2月から始まった新型コロナウイルスをめぐるパニックは、2020年3月中旬現在も収束の気配が見えていません。

ドラッグストアや量販店からマスクが姿を消してから1ヵ月以上が経とうとしていますが、依然として供給が追い付いていない様子です。

さらにはトイレットペーパーやキッチンペーパー、生理用品などの買い占めも起こっています。

このコロナショックで、備蓄の大切さを認識した人も多いのではないのでしょうか。

それでもやはり自己中心的な買い占めは褒められたものではなく、本当に必要な分だけを購入したいところ。

今は自宅に必要な日用品の量や数を教えてくれる、画期的なアプリがありますよ。

今回はトイレットペーパーなどの日用品の購入サイクルを家計簿から自動算出できる『Zaim 消耗品購入タイマー』を紹介します。

『Zaim 消耗品購入タイマー』とは？

850 万ダウンロードを超えるオンライン家計簿サービス『Zaim』を運営する株式会社 Zaimは2020年3月6日、トイレットペーパーなどの日用品の購入サイクルを家計簿から自動算出できる『Zaim 消耗品購入タイマー』を公開しました。

このアプリを利用することによって、利用者一人ひとりの適切な消耗品の購入頻度や時期を確認できるのです！

Zaim 消耗品購入タイマーの使い方

消耗品購入タイマー機能を使うためには、日ごろからZaimのアプリに家計簿をつけておく必要があります。

この家計簿記録からあなたがトイレットペーパーなどの消耗品を何日おきに買っているかを診断し、いつ・何を買い足せば良いかを教えてくれますよ。

消耗品の項目は2020年3月8日現在
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・ハンドソープ
・ラップ
・水
の5種類。要望次第で順次商品が追加される可能性があります！

消耗品の購入頻度の目安は？

Zaimに記録された家計簿データの統計では、各世帯あたりの消耗品の購入サイクル目安は以下の通りです。

トイレットペーパー（平均単価 473円）
● 単身 53 日/回
● 二人暮らし 43 日/回
● 三人世帯 42 日/回
● 四人世帯 40 日/回
● 五人以上 38 日/回

ティッシュペーパー（平均単価 325円）
● 単身 46 日/回
● 二人暮らし 42 日/回
● 三人世帯 40 日/回
● 四人世帯 39 日/回
● 五人以上 37 日/回

ハンドソープ（平均単価 453円）
● 単身 55 日/回
● 二人暮らし 51 日/回
● 三人世帯 49 日/回
● 四人世帯 49 日/回
● 五人以上 50 日/回

当然のことながら、世帯人数が多くなればなるほど、購入頻度も増しますね。

こちらを参考に、自宅の購入頻度を見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

コロナショックによる買い占めがいつまで続くかは誰にもわかりませんが、転売が禁止されたことにより、今後は買い占めも少なくなっていくのではと予想されます。

この世界的な問題を乗り越えるために、一人ひとりが思いやりの心を持つ必要があります。

アプリを参考にすることで買い占めをやめるだけではなく、不要な出費を抑えられるのかもしれませんね。