すみかる住生活版

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お料理だけじゃない!掃除や洗濯にも酢を活用しよう

酢を飲むときの注意点とは?

酢を飲むときに、大切な注意点があります。
空腹時に酢をストレートで飲むのは胃への刺激が強すぎるため、水などで10倍程度薄めて飲むようにしてください。

酢を水で薄めて飲む以外にもいろいろな飲み方がありますので、牛乳や野菜ジュースなどでも試してみてくださいね。

ダイエットにも効果的?!黒酢バナナの作り方

今回は、ダイエットにも効果があるとされる“黒酢バナナ”の作り方をご紹介します。
バナナには、美容ビタミンと呼ばれるビタミンB類が豊富で、スジの部分には、美容効果の高いポリフェノールが多く含まれています。
また、むくみを解消するカリウムも豊富です。

一方、黒糖は、マグネシウム・カリウム・ナトリウム・カルシウム・鉄分などの成分が豊富で、免疫力をあげたり、貧血や高血圧の予防にも効果があります。

作り方

  1. 耐熱ボールに黒砂糖100gと黒酢3/4カップを入れます
  2. その中に半月切りにしたバナナ1本を入れ、ラップをかけずに600wの電子レンジで30秒
  3. これをよく混ぜて清潔な容器に入れ、1日寝かせる

翌日から飲めるので、大さじ1杯を水で割って飲みます。
豆乳や牛乳、野菜ジュース、炭酸で割っても違った味が楽しめるでしょう。

ピクルスならおかずにもなる

酢を飲むだけでなく、ピクルスを作るのもお薦めです。
ワインビネガーなどの酢と水、砂糖、塩が基本で、これにお好みでローリエや黒コショウ、鷹の爪、ニンニクなどを入れた液に、野菜を漬け込みます。

人参、大根、キュウリ、ラディッシュ、ミニトマト、パプリカなど色々な野菜が使え、彩がとても綺麗です。
洋風のピクルスが有名ですが、昆布でだしをとって作る和風味のピクルスや、カレー味のピクルスもあります。
(参照:萩野菜ピクルス http://hagiyasai.com/pickles-recipe 

『酢』は食事以外でもこんなところで大活躍!

霧吹きバケツスポンジ

穀物酢は洗濯においても力を発揮します。

  • 洋服の繊維に染み込んで汚れを溶かしはがす効果
  • 雑菌の繁殖を防ぐ効果
  • タバコなどのアルカリ性の臭いを消してくれる効果

酢を使って行うシミ抜き方法とは?

この特性を生かして使えるのが、醤油やコーヒーのシミ抜きです。
水で2~3倍に薄めたお酢をタオルにたっぷりと含ませ、シミの部分をポンポンとたたき出します。
きれいになったら、中性洗剤を薄めた水で、染み抜きした部分を洗います。

酢は柔軟剤にもなる!

洗濯のときに使えば、柔軟剤代わりにもなります。
洗濯ものが柔らかくなるだけでなく、部屋干ししたときの嫌な臭いも気にならなくなるおまけ付です。

使い方は簡単。
すすぎのときに、大さじ1~2杯の酢を入れるだけです。
つまり、柔軟剤の投入口に入れておけばよいだけ。

酢は洗濯機や家の掃除でも活躍

洗濯機の掃除

酢は洗濯機の掃除にも使えます。
洗濯機を満水にし、そこに水の10分の1程度のお酢を入れて回します。
これで、洗濯槽の汚れやカビの洗浄が可能。

家の掃除

酢は掃除のときにも活躍します。
酸性の酢は、カルシウムやミネラルを含んだ水アカを落とす効果が高いという特性をもっています。

『お酢スプレー』を1本作っておくと便利です。
作り方はとても簡単。市販のスプレーボトルに、水と酢を1:1の割合で入れて混ぜ合わせるだけです。
水アカのついた浴槽やシンクは、これをスプレーして、しばらく置いたあと、ブラシやスポンジでこすり洗いします。

弱アルカリ性の重曹は、油汚れを浮かす効果が高く、酢と併用して使うといいでしょう。
排水溝のヌメヌメは、重曹を振りかけて歯ブラシでこすって汚れを落としたあと、酢をかけて1時間放置。
そのあと、水やお湯で流します。
汚れがひどいときには、熱した酢を使うとより効果的です。

トイレの便座、ふたの表裏、便器の縁、床などは、お酢スプレー(2~5倍ぐらいに水で薄めた酢)の中にミントなどを数滴たらしたものを作り、スプレーしたあと、トイレットペーパーでふき取ると嫌な臭い防止になります。

酢を使って掃除をする場合の注意点

酢を使った掃除で注意する点がいくつかあります。

掃除には穀物酢・ホワイトビネガーを

すし酢、ポン酢などの調味酢はベタつきますし、りんご酢などの果実酢も虫がよってきたりして不向きです。穀物酢とホワイトビネガーが適しています。

混ぜるな危険

塩素系漂白剤と一緒に使うと危険ですのでやめましょう。

鉄製品や大理石には厳禁

鉄製品にお酢を使うと錆びやすくなりますし、大理石に使うと、素材を溶かしてしまう可能性もあります。使用しないようにしましょう。

『酢』はありとあらゆる場所で大活躍

ガラスのくもりを取ったり、まな板の殺菌ができたり、フローリングや畳の拭き掃除にも使えたりと、家じゅうで活躍する『酢』。
合成洗剤と違い、万が一お子さんが口に入れてしまっても安全なのが、1番いいところですね。
上手に酢を取り入れ、健康で快適な生活を過ごしましょう。

文:山庭さくら

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