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若い世代も注目!リノベで生まれ変わったおしゃれな団地の実態とは?

2017/09/24

団地リノベ物件を選ぶ際の注意点5つ

配管など、見えないところも要チェック!


団地リノベーションは、一般的なマンションのリノベーションと違って注意しなければならない部分もあります。入居を決める前に確認したいポイント5つをご紹介します。

1.築年数を目安に耐久性を確認

古い建物だからこそ気になる、耐久性。耐震性基準は1981年に改正があり、築36年以内の団地は基本的に震度5程度の地震に耐えられることになります。耐震基準に達していない場合は、耐震工事などが行われているケースも少なくありません。気になる耐久性を確認したい場合は、築年数や改修履歴にも注目してみましょう。

2.天井は低過ぎないか

天井の高さにも注意が必要です。団地の場合、天井に直接塗装しているケースも多く、リノベーションで天井の高さを変えられない場合があります。天井の高さを調整したい場合は、天井のリノベーションができるか確認して購入を決めるようにしましょう。

3.水回りの広さと配管

せっかくリノベーションするのだから、使い勝手の良いキッチンや水回りにしたいもの。団地のリノベーション事例では、水回りの機能を重視したものもあるのでチェックしてみましょう。
また、水回りのリノベーションでトラブルが起きやすいのが配管です。配管の移動が必要ない場合は良いですが、配管を移動しなければならない場合、床下の空間が十分ないと移動できず、トラブルが起きる可能性もあります。水回りに関しても購入前に確認しておきたいですね。
配管など見えないところをチェックするには、ホームインスペクションがおすすめです。
ホームインスペクションを徹底活用

4.断熱対策は行われているか

築年数の経った団地の場合、断熱材が使われていないケースも少なくありません。さらに、団地は窓の数が多く、部屋が暖まりにくい構造になっています。断熱対策はすでに行われているかを確認し、断熱対策が行われていない場合は、どのように断熱対策をするか考えることが大切です。

5.リノベーションは全てできる訳ではない

もう1つ注意したいのが、部屋全体がリノベーションできる訳ではないということです。特に建物の構造に関する部分はリノベーションによって変えることができません。
動かすことのできない壁、排水管などは変更できない可能性があります。また、ベランダなどの共有部分に関しては管理組合の許可が必要になるため、場合によっては思うようにリノベーションができないことがあります。

団地リノベでもっと自由に楽しい暮らしを

団地がリノベーションできるようになって、住居の選択肢も増えてきています。新築や中古マンション、一戸建てにこだわらず、団地での暮らしも模索してみてはいかがでしょうか。リノベーションによる自由度だけでなく、団地だからこそのコミュニティも魅力的ですよ。

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