すみかる住生活版

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時が経つほど美しい。経年変化を楽しむ木の家具のポイント

木の家具のメンテナンスは?


木の家具の美しい経年変化を楽しむには、普段のメンテナンスが必要です。
正しくメンテナンスすることで、味わい深い風合いがでますので、大切にメンテナンスしてみましょう。

基本は、乾拭き。

木の家具のメンテナンスの基本は、乾拭きです。
乾いた布で、汚れ・水分を拭きあげましょう。

どうしても水拭きをするときは、固く絞った布で拭きます。
水拭きをした後は、乾拭きを忘れずにしましょう。

中性洗剤を使うときは、100倍に薄めて。

指紋、油汚れを取るときは洗剤が便利です。
しかし洗剤は木の家具にダメージを与えてしまうので、ご使用の際には注意が必要です。

使用する洗剤は中性洗剤で、100倍に薄めて使用しましょう。
濃度が濃かったり、洗剤の種類が合わなかったりすると、シミになる可能性があります。
まずは目立たないところで少し試してから使ってみて下さい。

オイル塗装で、経年変化を美しくする。

木の家具の美しい経年変化を楽しむポイントは、オイル塗装にあります。

オイル塗装をすることで、小さな傷や子供の落書きでさえも、美しい経年変化として味わい深い風合いに仕上げることができます。

オイル塗装でメンテナンスするには、

  • クルミ油
  • コメ油

などのさらっとした油がお勧めです。

オイル塗装する前に、傷や汚れをサンドペーパーで軽くこすっておけば、より美しく仕上げることができます。

しかし、オイル塗装によるメンテナンスは、残念ながらオイル塗装ではない塗装(ウレタン塗装、ラッカー塗装など)の家具には使えませんので、ご注意下さいませ。

木の材質によって、経年変化で大きく変化するものも。

厳密にはメンテナンスではありませんが、木の材質によっては経年変化で大きく印象が変わる材質もあります。

代表的な素材は、ブラックチェリーでございます。
ブラックチェリーは、「アメリカンチェリー」でお馴染みのあの木であります。

ブラックチェリーは加工したときは薄茶色ですが、使い込むと赤褐色の独特の風合いになります。

素材によって経年変化の具合が変わるのも、木の家具の魅力の1つですね。

経年変化は家族との思い出。


木の家具の魅力は暖かいデザインだけではありません。使い込むほどに味がでる経年変化にこそ、木の家具の魅力がつまっています。

通常の家具では傷や汚れがつくと、みすぼらしくなってしまいますが、木の家具では経年変化することで味わい深い風合いになり、いつまでも美しいままであります。

子供が小さなときにつけた傷や汚れだって、オイル塗装することで美しい経年変化に仕上がります。

子供が大きくなったときに、子供がつけた傷を見ると「ああ、こんな時期もあったのか・・・」と、感慨深いものがこみ上げてきますよね。

ちなみにですが、私は長男が生まれるときに無垢のソファ(和風ソファ)を購入しました。
それから6年が経ち、今では子供たちによって傷だらけになりましたが、傷の1つ1つに思い出があります。

この経年変化の美しさは、まさに家族との思い出そのものです。

これから家具を新調されるとき、ぜひ木の家具を取り入れてみましょう。今後、あなたが歩むライフイベントを、いつもそばで見守ってくれますよ。

それでは、また!

【PR】株式会社Tree to Green
株式会社Tree to Greenは、衰退傾向にある国内森林資源と伝統的な木工技術を持続的な成長産業にすることを目標に、長野県木曽郡をはじめ、地域の伝統職人等と商品・サービスを開発し、国内外での需要拡大に努めています。
木曽檜の商品ブランド事業(木曽生活研究所)、オフィスや商業施設、ショップ、保育園等の空間の内装木質化を中心に展開しています。
・Tree to Green
http://treetogreen.com/
・木曽生活研究所
http://kisolabo.treetogreen.com/

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