すみかる住生活版

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このケアが経年劣化と経年美化の違いを生む。やっておきたい木製家具のケア

木製家具の日々のお手入れ

洗剤と柔らかい布

日々のケアも心がけて。

木製家具は、年に一度のメンテナンスも大切ですが、日々のお手入れも忘れないようにしましょう。
オイル仕上げはもちろん、ウレタン樹脂加工の木製家具も、ちょっとしたお手入れや工夫で長く愛用できるようになります。

木製家具は劣化させない工夫が大事

まずは、お手入れをする前に、普段から木製家具を劣化させにくいようにする工夫をしましょう。
木製家具にとって、乾燥しやすかったり湿気が多かったりといった過酷な環境は劣化を早めます。

加湿器やストーブ、エアコン、直射日光が当たりやすい場所はなるべく避けて置くようにしましょう。温度や湿度が一定で日の当たらない場所が、木製家具にとってベストポジションです。

また、日が当たり続けると部分的に日焼けすることがあるので、時々模様替えをしたり家具の向きを変えたりするとよいでしょう。

基本は乾拭きでケア

木製家具は、湿気や水分が苦手。普段からこまめに乾拭きをして、汚れを防いでくださいね。何かをこぼしてしまったときには、できるだけ早く拭き取ることを心がけましょう。

油汚れや手垢などの気になる汚れは、柔らかい布を薄めた中性洗剤で濡らし、固く絞って水拭きします。そのあとは、乾拭きすることを忘れずに。

もし、油性ペンなどがついてしまった場合も、シンナーや除光液などは使用せず、中性洗剤を使って拭き取るようにしましょう。

木製家具は経年変化も一緒に楽しもう

味のあるダイニングテーブルとチェスト

いつまでも大事に使い続けたいですよね。

木製家具をきれいに保つためのメンテナンスも大切ですが、毎日使っていると、ある程度の劣化は避けられません。ついてしまった傷や汚れは、経年変化として楽しむ心の余裕も大切です。

使い込むことで、少しずつ味のある表情に変わっていくものだと考えるとよいですね。
とはいえ、何もケアせずに放っておくと、経年変化よりも経年劣化になってしまうことも。

神経質になりすぎない程度のメンテナンスをおすすめします。ぜひ、お気に入りの家具を、味わい深く育ててみませんか?

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株式会社Tree to Greenは、衰退傾向にある国内森林資源と伝統的な木工技術を持続的な成長産業にすることを目標に、長野県木曽郡をはじめ、地域の伝統職人等と商品・サービスを開発し、国内外での需要拡大に努めています。
木曽檜の商品ブランド事業(木曽生活研究所)、オフィスや商業施設、ショップ、保育園等の空間の内装木質化を中心に展開しています。
・Tree to Green
http://treetogreen.com/
・木曽生活研究所
http://kisolabo.treetogreen.com/

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