すみかる住生活版

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ペットと一緒に旅行できる宿はどこ?気をつけたいポイントは?

ペットと泊まれる宿にはどんなものを持っていけばいいの?

トランクの上の猫

持参するものは宿泊施設によって異なりますが、下記のものが必要な場合がほとんどです。

・1年以内に発行された狂犬病ワクチンと混合ワクチンの接種証明書
・普段食べ慣れている食事と食器
・ペットベッド、トイレシーツ、毛布やマット、タオル
・ゲージ
・首輪、リード、水飲みボトル、エチケット袋
・愛玩具

不意の失踪に備え、携帯番号を記した迷子札も用意しておきましょう。迷子札は旅行中、ずっとつけておくのが鉄則です。

この他に、道中のドライブを快適にするために「カーロップ」という商品もあります。車やキャリーバッグが苦手な犬やネコの気持ちを、ハーブの成分でゆったりさせるシロップです。
●参照:http://www.taurus-net.co.jp/lineup/training/carlup.html

車酔いしそうな犬や猫を連れていくときには、準備しておくといいですね。

ペットを連れて泊まるときにはどんなことに注意すればいいの?

宿に到着して車を降りたら、玄関に入る前に屋外でブラッシングをしておきましょう。抜け毛を少しでも予防するのがマナーです。
毛が抜けやすいペットの場合は、洋服を1枚着せるだけでもずいぶん違います。また、外から帰ってきたときには、きれいに脚を拭いてから宿にあがりましょう。

犬を連れていない宿泊客も大勢います。中には、犬が苦手な方もいらっしゃいますので、部屋から出るときは必ずリードを付けるか、抱っこしましょう。これは犬同士のケンカ予防にもなります。

食堂では、「座れ」や「伏せ」をさせて、他のお客様がゆっくり食事を楽しめるようにすることも大切です。

ベッドは人間が寝る場所です。犬がベッドやソファーの上に乗らないように注意しましょう。
どうしてもベッドにあがる習慣のある犬は、必ずベッドの上に掛ける物(防水が好ましい)を持参し、その上に寝かせましょう。 

部屋の中に犬だけ置いておくのは危険です。不安になって部屋を荒らしたり、犬が口にしてはいけないものを食べたりする危険性があるので、一緒に行動してください。

オシッコやウンチをしたときには、必ずビニール袋に入れて汚物専用ゴミ箱に捨てます。

帰る際には、コロコロの粘着テープで抜け毛を掃除したり、部屋の窓を開けて空気を入れ替えたり、消臭剤をスプレーしたりして、部屋の臭いをとりましょう。

もし、犬が客室を汚したり、備品を破損したりした場合は、忘れずに宿の人に申告してください。

犬とお泊りするためには、無駄吠えしないことや、“お座り”や“伏せ”ができなくてはならないので、日頃から訓練しておきましょう。

他の宿泊客やペットに迷惑がかからないように、マナーをしっかり守り、楽しい旅をお楽しみください。ペットは慣れない場所に緊張するので、思いやりをお忘れなく。

文:山庭さくら

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