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来年、消費税は10%に!増税を意識して新築マンションを購入した人は半数以上

新築の大型マンション

消費税アップはマンション購入に影響する!?


まだ先の話だと思っていた消費税率引き上げ。気がつけばもう来年に迫っています。
2%の増税でも生活に与える影響は大きいかもしれませんね。
特に住宅などの大きな買い物を考えている人は、いつ買うべきなのか悩むこともあるでしょう。

そこで今回は、株式会社読売広告社 都市生活研究所(http://www.yomiko.co.jp/uniqueness/urban/index.html)が行った「マンション契約者600人調査 2018」をご紹介します。
マンションを購入する際に増税を意識した人はどのくらいいるのでしょうか。

増税の時期と税率は80%以上の人が認知している

「あなたは、税率や引き上げの時期を知っていましたか?」アンケート結果

増税時期と税率はほとんどの人が知っている


この調査から、消費税アップの時期と引き上げ後の税率を知っている人は、全ての年代において8割以上にのぼりました。
消費税は日々の生活に深く関わるものなので、関心を持っている人が多いのでしょう。今後も増税についてのニュースから目が離せませんね。

消費税率引き上げがマンション購入に影響した人は半数以上

「今回の消費税率アップは、あなたのマンション購入に影響を与えましたか?」アンケート結果

増税を意識した人が多いもよう


さらに、来年の消費税引き上げがマンションの購入に影響を与えたかを聞いたところ、「大きく影響した」と「やや影響した」を合わせると、どの年代も半数以上いることがわかりました。
特に若い年代ほど増税を意識した人が多く、30代では76%もの人が影響を受けたと答えました。

【マンション契約者600人調査2018 調査概要】
調査対象者:
・30歳以上の男女で2016年1月~2017年12月に新築マンションを契約した「契約者本人」もしくは「その配偶者」
・首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)でのマンション契約者と、関西(大阪・兵庫・京都)でのマンション契約者
有効回収標本数:首都圏600サンプル 関西258サンプル
調査方法:インターネット調査
調査期間:
・関東 2017年12月22日~2018年1月15日
・関西 2017年12月25日~2018年1月15日

ところでマンションはいつ買うのがお得?

消費税が10%になれば、当然支払う金額も多くなります。いつかマンションが欲しいと思っていた人も、消費税アップの前に思い切るかもしれませんね。

しかし、適用される税率は住宅の引き渡し時点で決まるので要注意。引き渡しが2019年の10月以降になると10%の消費税がかかるため、住宅の購入を検討している人は計画的に進めることが大切です。

ただ、経過措置として2019年3月31日までに契約したものについては、引き渡しが10月以降でも8%の税率が適用されます。

また、消費税率引き上げによる住宅取得者の負担を減らすための『すまい給付金』制度や、住宅購入時の贈与税に関する非課税枠を拡充するなどの措置も予定されています。

増税前と増税後、どちらが自分にとってお得なのか、よく考えてから購入するのがよさそうですね。

生活必需品なども消費税アップの前に買っておきたいけれど…

貯金箱と電卓とメモ用紙

増税前に買っておきたいものはなに?


消費税が10%になる前にいろいろと買っておきたくなる人は少なくないでしょう。2%の差でも、1か月、1年…と積み重なるとかなりの金額になってしまいます。

しかし、食料品や衣類、日用品などは増税に合わせてセールが行われる可能性があります。一方、本や雑誌、テーマパークのチケット、ブランド品などは増税分がそのまま値上がりしてしまうことが多いようです。

消費税率引き上げと同時に値上がりするもの、変わらないもの、特売などで安くなるものを予想しながら買い物リストを作っておくのもいいかもしれませんね。

シミュレーションしてみるのはいかが?

消費税8%の今と10%になる来年10月以降、どちらがマンションをお得に買うことができるのか…。すまい給付金なども考慮してシミュレーションしてみるのはいかがでしょうか。

マンションは大きな買い物です。支払うお金は少しでも減らしたいのが本音ですよね。しっかり考えて後悔のないお金の使い方をし、理想のマンションを手に入れましょう。

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