家事に育児に介護さらに仕事と、働く主婦の毎日は忙しいものです。
頑張って時間をやりくりしてどうにか作ったすきま時間、どのように過ごしていますか?
主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』の調査機関しゅふJOB総研は、『すきま時間と人生の豊かさ』をテーマに働く主婦層にアンケートをとりました。
働く主婦の『すきま時間』について
■調査概要
- 調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
- 有効回答者数:730名
- 調査実施日:2017年5月18日(木)から2017年6月5日(月)まで
- 調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBパート』登録者
Q1.一日の間にすきま時間はどれくらいありますか?
家事と仕事の間や、仕事と子どもをお迎えに行く間など、毎日忙しい働く主婦にもすきま時間が存在します。
Q2.すきま時間を有効に使えると人生の豊かさは変わると思いますか?
『変わってくる』と答えた人のコメント
- 趣味を深めたり、勉強したりできれば充実感が得られたり、キャリアアップも望めると思うから(40代:契約社員)
- つい仕事や育児に疲れてぼやっとして終わってしまったり、スマホをいじって終わってしまうけど、何か有効に使えたら違うのだろうな、と思う(40代:パート/アルバイト)
- 毎日10分でも続けられたら、一年後は大きく違って来ると思う(50代:派遣社員)
多くの人が、すきま時間を活用することでポジティブな結果を得られると考えているようです。
短いすきま時間でも、積み重ねていくことで大きな変化につなげていきたいという思いから、すきま時間を重要視していることが分かります。
『変わらない』と答えた人のコメント
- スキマ時間はのんびりリフレッシュする時間だから(40代:パート/アルバイト)
- 何もしないボーッとできる時間も必要だと思うから(50代:正社員)
- すきまを有効に、と考えるとゆとりが無くなるから(40代:派遣社員)
一方『変わらない』と答えた人の多くは、すきま時間を休息の時間にあててリフレッシュするためと考えているようです。
必ずしもすきま時間には何かをしなければならないというわけではなく、忙しい毎日のクッション材としての役目もあることが見えてきます。
Q3.『すきま時間』を使って、副業等の仕事をしたいと思いますか?
すきま時間に副業等の仕事をしたいと考える人は、アンケート結果全体の67.8%にのぼりました。
しかしQ2.で、『変わる』と答えた人と『変わらない』と答えた人それぞれを分けて集計したところ、大きく差がでることが判明。
『変わらない』と回答した人に比べて『変わる』と回答した人の方が、副業を希望する比率を29.2ポイントも上回りました。
すきま時間をもっと活かしたいと考えている人ほど、副業への意識も高いようです。
すきま時間の過ごし方を意識することで、より豊かな人生に!
日々の生活に追われて、ついぼんやりと過ごしてしまうことも多いすきま時間。
そんなすきま時間を副業やキャリアアップなど自分の成長のために使えたら、もっと豊かな人生を送れるはずと多くの働く主婦は考えています。
一方ですきま時間くらいのんびりと過ごしてゆとりの時間に充てたい、と考える人も少なくありません。
大切なのは、すきま時間をより意識して使うことです。
すきま時間を有効に使えるように努力する。
すきま時間にはゆっくりと休憩をとる。
だらだらとすきま時間を過ごすのではなく、意識して過ごすことですきま時間が家事や育児、介護や仕事への活力となり、豊かな人生へ繋がっていくのではないでしょうか?