梅雨から夏にかけて、熱帯夜続きでよく眠れないという人も多いのでは?
暑さ対策として、扇風機やエアコンを使うこともあると思います。
しかし、ダイキン工業株式会社の調査によると、エアコンを使っているにも関わらず、『暑さで寝苦しい』と感じている人が多いことがわかりました。
夏の夜のエアコンの実際と対処法を知って、夏でも快適な睡眠を確保しましょう。
大人気エアコン調査シリーズ:
つけっぱなしがいい!夏は賢いエアコン設定で電気代節約
エアコンを付けているのに寝苦しい!エアコン設定方法
意外に多い!エアコンを使っても『暑さで寝苦しい』人
ダイキン工業株式会社のアンケートより。
約6割(時々ある含め)が暑さで寝付けない、という結果になりました。
明日は仕事や子どもの朝の支度が待っているのに、睡眠時間がどんどん削られていく感覚はつらいですよね。
さらに、なかなか眠れないだけでなく、夜中に暑さで目覚めてしまう人も約6割近いことがわかりました。
一度起きてしまうと、また寝付くのに時間がかかってしまうものです。
結果を見ると、夏場に暑さで睡眠を阻害されている人は意外に多いことがわかりますね。
使い方が問題?エアコン設定からみる『寝苦しさ』
エアコンの使い方は、睡眠時つけっぱなしだったり、タイマーで調整したり、さまざまだと思います。
こうしたエアコンの使い方は、『寝苦しさ』に影響を与えているのでしょうか?
入眠前の暑さによる寝苦しさを比較すると、つけっぱなしとタイマーありでは、わずか9.3%の差。
エアコンのタイマー設定の有無では寝苦しさに影響はないようです。
暑苦しさによる睡眠時の覚醒についても、ほとんど大差ないことがわかりました。
もっと別の部分に寝苦しさの理由がありそうです。
寝苦しさ解消で重要なのは『湿度』
入眠時、人のからだは汗で熱を放出するなどして、体温が下がります。
そして、しっかりからだが冷えて準備が整うことで、深い眠りにつくことができます。
この、深い眠りにつけるかどうかは睡眠中の中途覚醒を防ぐために大切なこと。
しかし、梅雨から夏にかけては湿度が高いため、空気中へ放出できる水分が少なく、しっかり汗が乾きません。
汗が乾かないということは、体温が思うように下がらないということ。
体温が下がらなければ、眠りにつきにくくなりますし、途中で目覚めることも多くなってしまいます。
入眠時は、温度以上に『湿度』に注意しなければならないのです。
しかし現実は、エアコンの温度は75%以上が気にしているのに比べ、湿度を気にしているのは約半数。
湿度まで気にしていない人が多いことがわかりました。
快眠のための正しいエアコンの使い方とは?
エアコンは使いたいけれど、睡眠時に使うと体調が悪くなるという人も多いと思います。
どうすれば、快適な睡眠へと導けるのでしょうか。
夏の寝苦しさに関係している『湿度』設定と合わせ、ダイキン工業株式会社の提案する睡眠時の正しいエアコンの使い方をご紹介します。
つけっぱなしで寝る場合 -除湿で28度以上-
入眠時に最適な湿度は50~60%。
エアコンの除湿運転は必須です。
また、入眠時はからだの温度が下がってしまいます。
『冷やしすぎ』を防ぐためにも、温度は28度以上に設定しましょう。
からだを冷やしすぎないことで、エアコンによる体調不良も防げます。
タイマー設定で寝る場合 -冷房27度で3時間-
睡眠時は、深い眠りと浅い眠りが交互にやってきますが、その周期はだいたい90分と言われています。(個人差あり)
途中で覚醒せずに快適な眠りにつくためには、眠りの周期を2回迎えることが大切です。
90分の2倍、タイマー設定をするときは3時間で設定すると快眠に近づきます。
寝起きの暑苦しさが気になる人は、合わせて「入りタイマー」を起床時間に合わせて設定しておくと安心です。
睡眠時のエアコン設定についてもっと詳しく知りたい方はこちら
つけっぱなし派、タイマー派どちらも使える『うるさら7(Rシリーズ)』
夏の寝苦しさ対策には『除湿』も大切。
アンケートを実施したダイキン工業株式会社では、夏の寝苦しさ解消にぴったりなエアコンが販売されています。
特長は、室温に近い除湿で睡眠時の冷やしすぎを防ぐ『さらら除湿』。
さらに睡眠時の温度と湿度をコントロールできる『おやすみ運転』機能も付いているので、つけっぱなし派、タイマー派どちらにもおすすめです。
うるさら7(Rシリーズ)の詳細はコチラ
家族みんなで快適な夏の睡眠を
大人と比べて子どもは、体温調整が未熟だと言われています。
体温調整が難しいからこそ、エアコンなどを使ってサポートすることも大切。
家族みんなの快適な睡眠のためにも、夏場の夜間のエアコンの使い方を見直してみましょう。