すみかる住生活版

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夫のここにイラッ!専門家に聞く、産後クライシスにならないための7つの方法

自覚のある男性も多い?妻がイラっとすることワースト5

夫にイラッとすること 上位5位

産んだ覚えのない長男という存在


上記は、妻が夫に対してイラっとしていることワースト5を表したグラフです。
一方男性はどのように感じているのでしょうか?
こちらが、男性が妻にイラっとされていると思うことワースト5です。
妻が自分にイラッとしていると思うこと 上位5位

分かっているならちゃんとして!という妻の叫びが聞こえそう


1位、2位は妻の考えと一致していますが、その割合には温度差を感じざるを得ません。
3位以降もコメントしがたい結果ですね。

こうした温度差も、やはりコミュニケーションの不足からきているのでしょう。
子どもの前でケンカをしたくないというご夫婦は多いことでしょう。
子どもの情操教育を考えても、夫婦が派手にケンカをしているのは好ましくありません。
しかし、しかし、言いたいことを言わないことと、ケンカをすることは別の話。

夫婦で良いコミュニケーションをとるためにはどうしたら良いのでしょうか?

どうしたらもっと仲良くできる?良い夫婦関係を継続させる7つの方法

1.役割分担を明確に

妻の「もっと◯◯をやってほしい」や、夫の「こんなに◯◯をしているのに!」という不満は、お互いの役割分担が不明確なことが1つの原因。
改めて役割分担を見直し、明確にしてみましょう。
共働きであれば、お互い仕事の都合もあるはずです。
状況に合わせて、臨機応変に役割分担を調整していきたいですね。

2.「ありがとう」の習慣をつける

最初は感謝していたことでも、いつしか当たり前になってしまうことは珍しくありません。
感謝の気持ちは、良いコミュニケーションに欠かせないもの。
口で言うのが恥ずかしければ、まずは心の中で感謝してみましょう。
最終的には、お互いに「ありがとう」を言い合える関係になると良いですね。

3.第三者のサポートを得る

不満を感じるのは、お互いに疲れていることも1つの理由でしょう。
特に子どもが小さいうちは、24時間が闘いです。
しかし、人間の体力は有限。
たまには、実母や妊産婦向けの外部サービスを利用し、体を休める時間を作っても良いでしょう。

4.お互い完璧を求めない

人間、完璧にはなれないものです。
お互いに50~70点できていれば良いことにしませんか?
掃除が50点でも、即支障があるわけではありません。
足りない点数は、お互いにフォローしあうくらいの気持ちでいれば、ゆとりも生まれるでしょう。

5.1日に1回、話し合う時間を持つ

今回の調査結果でわかることは、コミュニケーションが不足していると満足度が低くなるということ。
1日に1回、5分でも10分でもいいので、夫婦で話し合う時間を持ちましょう。
事務連絡ではなく、お互いの気持ちを伝えあう時間は大切です。
相手が何を感じ、どう思っているのか分からないと、対処のしようもありませんよね。

6.たまにはケンカもあり

冷静に前向きに話し合いをできたら、こんなに良いことはないでしょう。
しかし、相手に怒りをぶつけたい場合もあります。
そんな時は、子どもを実母などに預け、ケンカしてみるのも良いかもしれません。
言いたいことを言ったらスッキリした、ということもあります。

とはいえ、収集がつかなくなって離婚に発展しては大変です。
あらかじめ「今日は日ごろの不満をぶつけあいたい」などと伝えておけば、相手も心構えができるでしょう。
また、夕飯は夫の好きなものを作る、夫はケーキやミニブーケを用意しておくなど、ちょっとしたプレゼントを用意しておくのも1つの方法。
日ごろの感謝をカードにしたため、後で交換するのも良いですね。
仲直りがスムーズにできるでしょう。

7.夫婦だけの時間を持つ

子どもがいると、何かと子ども優先の生活になります。
しかし、子どもを優先するあまり、子どもに嫉妬してしまう夫も珍しくありません。
たまには、子どもを実母やベビーシッターに預け、夫婦二人だけの時間を持ってはいかがでしょうか。

妻は家事・育児から解放されますし、夫も妻を独占できます。
若いころの気持ちを思い出し、より仲良くできるかもしれません。

夫に聞かせたい、専門家の意見

今回の調査結果を受け、専門家の意見は?

夫婦間のコミュニケーションは日常的でとても身近なテーマだけに『特別な対応』は必要ないという認識が一般的かも知れません。
しかし、コミュニケーション不足は夫婦の危機を招きかねない重大な問題であることが見えたのではないでしょうか。
産後の女性は何か要求があっても『言わなくても分かって欲しい』と思っていたり、『言わなくても(状況や表情から)分かるだろう』と期待して、自分の要求を言葉にして伝えない傾向が男性よりも強いと言われています。
反対に男性は『言わなければ分からない』と考える傾向にあります。
妻は何も言ってこないから問題ないはず、と思っていると夫婦の関係はどんどん悪化してしまう可能性があります!

夫婦間コミュニケーションを円滑に行うため、言葉の話せない乳児を育てている妻は、大人とのコミュニケーションが非常に不足しやすい状況にあります。
最も身近な大人である夫がコミュニケーションにおける“命綱”のような存在なので、夫の皆さんには妻の話をしっかり聞いてあげて欲しいと思います。
特に問題を解決しようと思う必要はなく、『そうなんだね』と相槌をうちながら、穏やかに耳を傾けてくれるだけで十分です。
株式会社ここるく 代表取締役 山下真実氏

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000000624.html

言わなくても分かってくれる。は、間違い!

強い結びつきのカップル

良好な関係は日々の努力から


長く一緒にいると、なんとなく相手のことが分かってきます。
しかし、100%理解できるわけではありません。
大切なのは、言葉で伝えあうこと。

勘違いや気持ちのすれ違いから離婚を選ぶ夫婦は珍しくありません。
しかし、ずっと仲良くできたらとても素敵ですよね。
最近会話が足りてないかも…と思ったら、ぜひ5分でも良いので夫婦で会話をしてみましょう。

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