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老後資金は大丈夫?働く20~40代のリアル

2019/09/25

老後資金は大丈夫?20~40代ビジネスパーソンのリアル

老後資金は大丈夫?20~40代ビジネスパーソンのリアル


新聞、テレビなどでよく耳にする「老後2,000万円問題」。公的年金積立金が2050年代に枯渇するとの情報もあり(日経ビジネス調べ)「人生100年時代」が目前に迫る現在、無視できない問題の一つです。

そんな不安が蔓延する現代社会の中で、働く20~40代は自身の将来をどのように意識しているのでしょうか。

今回は、GMOあおぞらネット銀行株式会社が20~40代のビジネスパーソンを対象に行った「老後資金」に関する調査結果をご紹介します。

調査概要

■調査対象  :全国の20歳~49歳のビジネスパーソン(パート・アルバイトを除く)
■有効回答数 :1,000名
■調査方法  :インターネットリサーチ
■調査期間  :2019年7月26日~7月29日
■調査協力機関:ネットエイジア株式会社

預貯金額の平均は695万円!預金額はセンスで決まる!?

預金額の平均はいくら?

預金額の平均はいくら?


「100万円未満」と回答した方が27.7%と最も多く、「0円」と答えた人と合わせると36.5%に上りました。また、年齢が高くになるにつれて平均預金額が高くなる(40代では952万円)傾向があります。

貯金期間の長さが預金額と比例しているのかもしれません。

お金のセンスの有無が預金額に影響する

お金のセンスの有無が預金額に影響する


実は、「お金のセンス」の有無が預金額の高低に影響する傾向があることが調査の結果判明しています。例えば、お金のセンスがあると答えた方の平均預金額は878万円、ないと答えた方の平均預金額は579万円という結果に・・・

詳しくは、こちらの調査結果もご覧ください。
『ビジネスパーソンのお金のセンスに関する調査2019』

日本での資産運用意識の高まり

資産運用に対する意識調査

資産運用に対する意識調査


日本は欧米に比べて資産運用の普及が進んでいないと言われていました。

しかし、今回の調査結果では、資産運用を行っている方の割合が全体の41%という驚きの結果に!

この結果から、現在は資産運用を行う日本人の総数が増加したことがわかります。

※事業や証券、株などで利益を得ることが「投資」で、自分の資産(不動産)を運用することを「資産運用」と言います。

どのような資産運用が主流なのか

どのような資産運用が主流なのか


近年では資産運用の投資方法や種類など選択肢が増えたことにより、初心者でも資産運用を始めることが容易になりました。

資産運用を行う人のうち、43.7%が「株式投資」を行っていることもわかっています。

また、ミドルリスク・ミドルリターンの不動産投資も注目を集めています。不動産投資に関しては、こちらをご覧ください。
『いえーる コンシェル不動産投資版』

そして、持ち家を担保にして生活費や老人ホームの入居費用の融資を受けられる「リバースモーゲージ」も老後のための資産運用として注目されています。

詳しくは下記をご覧ください。
リバースモーゲージで老後も安心?新しい保証事業がスタート!

「より良い資産運用」とは?

保有資産の合計額(不動産の金額は除く)

保有資産の合計額(不動産の金額は除く)


資産運用を行っているビジネスパーソン408名に保有資産の合計額(不動産の金額は除く)を調査したところ、平均額は1,200万円となりました。

他の調査結果と同様に、年齢が高くなるにしたがって平均保有資産額も多くなり、20代で764万円、30代で1,280万円、40代で1,428万円という結果がでました。
※投資対象が不動産のみの人を除く

やってみたい資産運用は?

やってみたい資産運用は?


また、経験のない資産運用に手を出し「知識不足のために失敗してしまった」といった声を頻繁に耳にします。

そこで全回答者1,000名にこれから行ってみたいと思う資産運用は何か尋ねたところ、既に行っている人の多い「株式投資」が全体の21.6%とダントツでトップの数値を示しました!

一方、一時期話題になった「FX」や「仮想通貨」はそれぞれ11.1%、4.7%に留まっています。

他人事じゃない!身近に迫る「老後2,000万円問題」

老後2,000万円問題に対する意識調査

老後2,000万円問題に対する意識調査


2019年6月に金融庁の報告書で明らかになった年金問題。老後の生活を安心しておくるために2,000万円ほどの自己資産が必要というニュースに衝撃を受けたビジネスパーソンは多いと思います。

いわゆる「老後2,000万円問題」に対する意識調査の結果、「老後2,000万円mail問題を見聞きしていた」人の割合はは20代で80.5%、30代で82.3%、40代で88.6%と、年代に関係なく高い数値を示しました。

老後資産2,000万円を貯めることはできるか

老後資産2,000万円を貯めることはできるか


2,000万円もの自己資産を形成することはとても難易度が高く感じますよね。一方、お金のセンスがある人の51.2%は2,000万円を自力で貯めることが可能であると自信を示しました。

※『ビジネスパーソンのお金のセンスに関する調査2019』の調査結果を、分析軸として使用。今回の調査結果と調査対象者は共通。

「老後2,000万円問題」に対する意識と対策

老後2,000万円問題への反応

老後2,000万円問題への反応


「老後2,000万円問題」を見聞きした838名に、それによって老後資金に対する考えが変化したかどうか意識調査を行った結果、考えを改めたと答えたのは全体の半数以上でした。

老後2,000万円問題をうけて何かしらの行動を起こしたかどうかという問いに対し、実際に何かしらの行動をしたのは男性25.9%、女性18.1%に留まりました。

老後2,000万円問題対策

老後2,000万円問題対策


具体的な行動として「収入を増やす」ことを行った方が33.9%と最も多く、「支出を減らす手立てを考えた」方も29.5%存在しました。

生活水準を下げるよりも、収入を増やす努力をする方が敷居が低いのかもしれません。

定年後も就労!?定年に関するホンネ

いくらあれば老後が安心?

いくらあれば老後が安心?


老後、どのくらいの生活資金を有していれば安心できるか意識調査を行ったところ、平均して2,000万円を大きく上回る3,462万円必要だという結果となりました。

どのように老後資産を作るか

どのように老後資産を作るか


また、ビジネスパーソンの多くが老後の生活資金の重要さに気付き、生活費の見直しや定年後の就労などライフスタイルの変化と工夫が必要と考えているようです。

何歳まで働きたいか

何歳まで働きたいか


何歳まで働きたいかという質問に対しては、回答の平均値は65.8歳となりました。

かつては60歳での定年退職が一般的でしたが、65歳以降も働きたいと考えている方が増加しているようですね。

安心して老後を過ごすためには何歳まで働く必要があるか

安心して老後を過ごすためには何歳まで働く必要があるか


一方、安心して老後をおくるためには何歳まで働けばよいと思うかという問いに対しては、男性は平均70.1歳、女性は平均69.1歳という結果になりました。

基礎知識を学んで最初の一歩を踏み出そう

老後に危機感を抱いても、具体的な行動に落とし込むのは難しいのではないでしょうか。

資産運用の基礎知識を学ぶことで具体的な行動のヒントを得るなど、最初の一歩を決めてしまうことで見えてくるものもあるかもしれません。

今回の記事が皆様の人生にプラスの影響を生み出すことができれば幸いです。

会社概要

会社名:GMOあおぞらネット銀行株式会社
所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー4F
GMOあおぞらネット銀行株式会社 公式HP

参考ページ
本調査結果の掲載ページ
ビジネスパーソンのお金のセンスに関する調査
個人のお客さま向けTOPページ
法人のお客さま向けTOPページ
ありがとう!1周年記念キャンペーン(GMOあおぞらネット銀行 誕生1周年を記念したキャンペーン)

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