小さなお子さんがママに抱っこされて喜んでいる姿は、とても微笑ましいですよね。しかし、抱っこしているママの肩や腰には微笑ましいなんて言っていられないレベルの負担がかかっています。
パナソニック株式会社は、3歳までの長子がいるママ500名を対象に「育児と体への負担」についてアンケートを実施。アンケート結果から、ママの腰には富士山頂レベルの負担がかかっていることが分かりました。一体育児ママの腰に何が起きているのでしょうか?アンケート結果から順番に見ていきましょう。
91%が実感!ママになってから体の負担が増加
多くのママが全身への負担が増加したことを訴えています。なお、特に負担を感じる部位トップスリーは、腰・肩・背中でした。
1位 腰…89%
2位 肩…88%
3位 背中…76%
実際にこのような光景を目にすることはないでしょうが、ママにかかっている負担はこのくらいと思って良いでしょう。負担が増えたと感じるのも当然ですね。
1か月の抱っこは富士山レベルの仕事量!
ムダサイエンティスト・平林 純氏によれば、1か月の抱っこは富士山頂の高さにもなる仕事量であると試算できるそうです。試算のもととなったのは、こちらのアンケート。
1日に20分以上も抱っこをしたり、前かがみの姿勢をとったりすれば、ママの体が悲鳴をあげても当然かもしれません。参考までに子どもの平均体重を見てみましょう。
男の子の平均体重
0歳6か月…8㎏
1歳0か月…9.3㎏
2歳0か月…11.6㎏
3歳0か月…13.7㎏
女の子の平均体重
0歳6か月…7.5㎏
1歳0か月…8.7㎏
2歳0か月…11.0㎏
3歳0か月…13.1㎏
いかがでしょうか?10㎏前後の子どもを毎日20分以上も抱っこし続けるのは、とても大変なことです。
子どもの抱っこが大変なことは分かりましたが、何がどうなって富士山頂レベルの仕事量になるのでしょうか?ムダサイエンティスト・平林 純氏はこのように計算したようです。
前提:1日あたり20分間抱っこしながら、赤ちゃんの体を2秒に1回10cm上下させながらあやす(持ち上げて受け止める)
→累積させると、1日分で子どもを120m持ち上げる仕事量に…。
数式にすると、次のようになるそうです。
20分×60(秒)×1/2(回数/秒)×0.1m×2 = 120m
1日あたり120mなので、30日で3600m、31日で3720mとなりますね。富士山がやく3700mなので、富士山頂と同じという理論も納得です。
ムダサイエンティスト・平林 純氏ってナニモノ?
ムダサイエンティストとは雑学研究者のことで、平林 純氏が自ら考案しました。平林 純氏の名前は知らなくても、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、「タモリ倶楽部」(テレビ朝日)を見たことがあるという人は多いのではないでしょうか。これらの番組にも登場している人ですよ。
雑学系サイトをいくつか運営されているので、ぜひ訪れてみてください。内容はまさに「雑学」なのですが、考察が大変素晴らしく、つい時間を忘れて読んでしまうことでしょう。
公式サイト
hirax.net:http://hirax.net/
考える科学:http://hirabayashi.wondernotes.jp/
ピタゴラスの穴:http://pitaana.ties-p.com/
90%のママがパパより大変?!
パパもパパなりに子育てを頑張っていることでしょう。しかし、世のママの評価は辛いものになりそうです。育児による体の負担は、配偶者より多いと回答したママがなんと90%も。
なお、ママが最も負担を感じる動作は抱っこであることが分かりました。抱っこが大変と感じているママは57%と、6割近い数字に。前かがみの姿勢や重たいものを持つことが負担と回答したのは、各11%で意外と少ない結果でした。
買い物やお出かけの際には、重たいものを持つより子どもを抱っこしてほしいというのがママたちの本音のようですね。
体が辛い気持ちもしんどい!子育てが辛いと感じるママは74%
体の負担が育児の負担につながっていると感じているママは74%もいました。育児の疲れは、一晩寝たからと言ってすべて取り除かれるわけではありません。日々蓄積されていくものも多いでしょう。
ママたちも、疲れをそのままにしているわけではありません。多くのママがセルフマッサージなどで疲れを解消しようとしているようです。しかし、セルフケアに限界を感じているママは83%にものぼります。
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子どもと触れ合いつつママも負担も軽減
「たとえ子どもがママに抱っこを求めたとしても、自分が抱っこする!」くらいの気概がパパには求められているのかもしれません。最近子どもを抱っこしていないなと感じたパパは、ぜひ積極的に抱っこしてあげてくださいね。ママの負担が軽減できて子供とも触れ合えるので、一石二鳥ですよ。