暦の上では秋とはいえ、いまだに気温も高いこの季節。いや~な汗もお風呂でサッパリ!……のはずがお風呂から上がった後も汗がだらだらで入った意味がない、なんてことありませんか?
ここではそんな夏のイライラを解消する方法やおすすめグッズをまとめました!これを読んでお風呂上がりを快適に過ごしましょう!!
そもそも汗が止まらない原因って?
「汗」というのは体温を下げる役割をもっており、汗が皮膚の表面で蒸発することで体内の熱が放出されます。そのため、熱のこもる入浴後に体温をさげようとして汗が出てきます。
かといって、全身に冷水を浴びて急激に冷やすのは逆効果です。
これは皮膚の温度を下げているだけなので血流が滞り体から熱が出にくくなってしまいます。
すぐできる対策方法
それでは、どのようにして「湯冷めしない汗対策」をするのでしょうか。
今日から簡単に実践できる方法を5つご紹介します!
1.浴室から出る前にぬるま湯を浴びる
ぬるま湯のシャワーを浴びることで体温を徐々に下げることができます。表面だけではなく、体の芯から冷ますことができるので、汗も出にくくなります。
それでも熱い場合はいきなり冷水にせず、少しずつ温度を下げて調整しましょう。
あまり低い温度にすると体に負担がかかってしまうので注意が必要です!
2. 太い血管がある所を冷やす
首すじ、わきの下、太もものつけ根の三か所を冷やすことも効果的です。この部分を冷やすことで脳の中にある体温を調整する中枢が、汗を止めるよう体に指示を出します。それにより汗を抑えることができます。
保冷剤がない場合は、タオルを水で濡らし冷凍庫で凍らせたもので代用可能です。
首の後ろではなく、頸動脈が通っている喉の左右を冷やすようにしましょう。
顔の汗を止められるのでメイク前にもおすすめです。わきの下と太もものつけ根には太い血管が通っているのでこちらも効果的です。
また、手首の皮膚は薄く血管に近いため効果が期待できます。わきの下や太もものつけ根などと違い外出時でも冷やしやすいため、お風呂上り以外でも気軽に実践できます。
3. 肩までお湯につからない
肩までお湯につかると胸部が圧迫されます。それにより心臓に流れる血液の量が多くなり、脳は「水分が増えた」と勘違いして体から水分を排出しようとします。
半身浴とはいかないまでも、あまりお湯につかりすぎないようにすると効果的です。また、42℃以上の熱い湯に入ると心身が興奮状態になるので、血圧が上がり汗をかきやすくなってしまいます。
一方で、40℃程度のぬるいお湯だと身体がリラックス状態になり、汗を抑えられます。
4. 風通しの良い服を着る
涼しいところで、風通しのよい服を着ると徐々に体温が下がるので汗が出にくくなります。ゆっくりと体温を下げることで体への負担が軽減されます。
汗を完全に拭いてしまうと熱を逃がすことができなくなりますが、風通しの良い服を着ると少しずつ汗を乾かすことができまです。
5.タオルサンド法
ドライヤーの温風で汗をかいてしまうという方も多いのではないでしょうか?
タオルサンド法はこの汗をかいてしまうドライヤーの時間を短縮することができます。乾いたフェイスタオルを頭に被り、その上からドライヤーで乾かすというものです。
タオルが吸った水分をドライヤーを当てて蒸発させるので髪を乾かす時間が短縮できます。
温度が上がりすぎてしまう為、長時間同じ場所に当て続けないようにするのがポイントです。ブローはできないのでスタイリングはある程度乾かした後にしましょう。
手間をかけずに汗を止めたいあなたに!おすすめグッズ
【バブ 爽快シャワー エクストラクール 】
お風呂を上がる直前のぬれた体につけて、よくのばした後、シャワーで流すと爽快感が得られる優れモノです!こちらはローションタイプとジェルタイプがあります。
バブ 爽快シャワー エクストラクール
【アース製薬 バスロマン スーパークール】
大容量なのでコスパが良いです!ミントの香りに加え、お湯の色がブルーになるので視覚的にも涼しさを感じることができます。
爽快感が足りないと感じる方はぬるま湯に入れるとより効果的です。
【バスローブ】
バスローブで水分を吸収した後にパジャマを着ると湯冷め防止になります。また、水分を蒸発させないので肌の保湿にもなります。
種類も豊富なのでお気に入りを見つけてみてください。
【シーブリーズ ボディシャンプー クール&デオドラント】
汗のニオイをしっかりおさえて、全身にひんやりとした感覚が続く薬用ボディシャンプーです。刺激が強くないためお肌の弱い方にも使いやすいです。他のクール系ボディソープに比べお手頃です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?汗対策をしっかりすることでイライラを解消できるだけでなく、湯冷めなど体の負担を減らすこともできます!自分に合った方法でこの夏を乗り切りましょう!