性別・年齢によってこんなに違う!成長過程のお悩み事例
男の子も女の子も1歳以下では違いがあまりみられないようですが、大きくなるにつれて性格や関心の対象に違いが出始め、それぞれ特有の悩みも出てきます。性別・年齢別にいくつか例をご紹介します。
男の子・女の子共通 0-1歳
泣き止まない
赤ちゃんは泣くことが仕事ともいわれるように、場所や時間お構いなしに泣きますよね。
親の立場からすると、電車やバスの中や、多くの人が集まる公共の場所などでは泣いてほしくないものです。
夜泣きが激しい
生後1年以内の赤ちゃんは、夜泣きも激しいといわれています。夜中に何度も赤ちゃんの泣き声に起こされるので、睡眠不足に悩む方も多いです。
母乳を上手く飲んでくれない
授乳を開始して間もないころは、なかなかうまく進まないこともあります。上手に摂取してくれない、摂取量が少ないなど、授乳の回数を重ねることで徐々に慣れていくのを待ちましょう。
後追いが激しい
子どもに付きっきりでいる必要があるために、親がたまに目を離したり子どもを置いて外出したりすると、寂しく感じて後追いをします。不安で泣き出したり部屋を探し回ることもあり、近所迷惑になってしまう場合も考えられます。
男の子 2歳-3歳
なんでも興味をもつ
2歳にもなると、自分で歩けるようになり行動範囲も広がります。それに伴って、特に男の子は目新しいものは何でも触ったり口に入れたりするようになります。場合によっては、飲み込んで呼吸ができなくなるといったこともあるので、部屋の中になるべくものを置かないなどの対策が必要です。
危険な行動をする
2歳や3歳の子どもは当然のことながら、交通ルールが分かりません。突然、車道に飛び出してします可能性もあります。また、ベランダの柵の隙間から身を乗り出して転落してしまったという事故もたびたび発生しています。道路を歩いたり、ベランダに出たりするときなどは、子どもから目を離さないようにしましょう。
行儀が悪い
食事中に食べ物を使って遊んだり、服を汚してしまうことも多くあります。家の中での食事であれば大きな問題にはなりませんが、外食の際は周囲に迷惑をかけてしまうこともあるので、親としては気が気ではないのではないでしょうか。
男の子 4歳以上
言葉遣いが悪い
4歳ともなると、テレビや周りの大人から見聞きした情報によって言動に影響を受けやすくなります。親からすると、どこで覚えたのか分からないような言葉や使ってほしくない言葉を口にすることも多々あります。もし、そのようなことがあれば、その都度注意しましょう。
暴力にはしる
言葉だけでなく、だんだん力も備わってくるため、暴力を使いだすこともあるかもしれません。場合によっては、友達に対しても暴力をふるってしまう可能性もあります。もしケガをさせてしまったら、大事になってしまうので、そうならないためにも日ごろから対策が必要です。
なんでも自分でやりたがる
こちらは、子どもが自立する上では非常に良い事なのですが、やってあげたいと思うのもまた親心ですよね。料理や掃除などを忙しくこなしている中で、手伝ってみたいと言い出すこともあると思います。自分でやった方が効率的で、やらせてしまうと余計に片付けが大変になったり、けがをする可能性もでてきます。そのような時は、我慢してもらうか、一緒にやってみるようにしましょう。
女の子 2歳-3歳
気にいらないものは拒絶する
2歳や3歳とはいえ、女の子は早くもファッションやおもちゃにこだわりをもち、うるさくなる傾向にあります。少しでも自分の好みに合わないと、見向きもしなかったり、粗末に扱ったりします。
機嫌を損ねると引きずる
自分の思い通りにならなかったり、うまく気持ちを伝えられなかったりすると機嫌を損ねます。特に女の子の場合は、一度機嫌を損ねてしまうと治るまでに時間がかかる傾向にあります。
物乞いをする
子どもを連れて買い物に出かけると、「あれが欲しい。これが欲しい。」などおもちゃやお菓子をねだってきます。なんでも買い与えてしまうと味をしめてしまうので、我慢させることも必要ですね。
女の子 4歳以上
口答えをする
気に入らないことや、おかしいと感じたことがあるとすぐに口答えをしてきます。
特に女の子は男の子よりも言語能力の発達が早く、口が達者です。あぁ言えばこう言うという印象を受けるのではないでしょうか。親は感情的になりすぎず、冷静な対処が必要です。
すぐにへそを曲げる
4歳の女の子が、何か気にいらないことがあったら、すぐに拗ねたりふてくされてしまう傾向にあるようです。親はすぐに子どもの機嫌をもとに戻してもらおうと、原因を考えてみても何も思い出せないことも多々あります。親からすれば些細なことでも、子どもにとっては大きな出来事と感じて拗ねているかもしれません。子どもの話を丁寧に聞いてあげて原因を探り、機嫌を直してもらいましょう。
泣き続ける
こちらも、先ほどご紹介したのと同様に、4歳児は機嫌を損ねてからが大変です。もし、泣いてしまうことがあれば、なかなか泣き止んでくれないこともしばしば。電車やバスなどの公共の場所であれば周りに迷惑もかかってしまいますよね。