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実はデメリットもある!マンションの共用施設を徹底解説

2017/09/20

共用施設の管理やメンテナンスは誰が行っている?

共用施設の管理やメンテナンスはマンションの管理会社が行っており、その費用は毎月支払う管理費に含まれています。

使わない共用施設のために管理費を払うことにならないよう、マンションを選ぶ際にはその共用施設を本当に使うのか見極めることも大切です。

あってよかった!共用施設があるメリット

共用施設の良さは、安心感や便利さを感じられることです。
充実した共用施設があるマンションは、住まいだけでなく、住まいをとりまく快適な環境も手に入れられると考えるとイメージしやすいでしょう。

安心感

キッズルームは子どもを安全に遊ばせることができるので、親としては安心できます。また、有人サービスであるコンシェルジュの対応は、やはり安心感があるものです。
名前を覚えてくれたり鍵を忘れたときに対応してくれたりと、いざという時の不安を減らせます。

便利さ

宅配ロッカーによって再配達依頼が不要になったり、コンビニエンスストアによって買い忘れがあっても安心だったり、24時間ゴミステーションでいつでもゴミを捨てられるなど、便利さを実感できます。

これらは管理会社によって管理されているので、戸建のように自分たちでメンテナンスする必要がないのも助かるポイントです。

そんなことも!?共用施設のデメリット

お金と電卓と貯金箱

充実した共用施設はうれしいけれど、管理費は割高になってしまいがち

共用施設が充実しているほどよいのか、と聞かれると一概にそうとも限りません。何度も近所の同じ人と顔を合わせて気まずい思いをしたり、利用者のマナーが気になってしまうこともあります。

管理費が割高になることも

共用施設の維持管理費用は、マンション住民によって負担されます。充実した共用施設があるのは助かりますが、その分の負担も強いられることになるので注意が必要です。特にプールやスパなど、水を使った共用施設はコストがかかるので管理費が上がる傾向にあります。

なくなってしまうことも

マンションの新築当時にはあった共用施設も、あまり人気がなく使われないでいると、なくなることもあります。

最初は子育て世代が多く住んでいたマンションも、年月が経つと子どもが少なくなり、キッズルームや保育所などがなくなることも珍しくありません。その他の共用施設も、使用する人が少なくなれば、管理費などの面を考慮して運営を断念せざるをえなくなってしまいます。

ライフスタイルに合わせた共用施設選びを

青空の下のビルやマンション

ライフスタイルに合わせた共用施設のあるマンションを選びましょう

共用施設が充実した最新のマンションは魅力的で、私たちの生活に安心感と便利さを与えてくれます。賢いマンション選びをしたいなら、立地や間取りだけでなく、共用施設についてもリサーチしておきましょう。

自分たちのライフスタイルに合わない共用施設は、入居しても利用しない可能性が高いものです。初めのうちは物珍しさから利用してみても、結局は使わなくなるというパターンも。

自分たちがどんな毎日を過ごしたいのかをしっかり考えて、本当に必要な共用施設について考えてみてはいかがでしょうか。

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