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三井住空間デザインコンペ最優秀賞「切り替え」のある住まい。仕事と生活の融合に着目

おしゃれ

最優秀賞を受賞したデザイン

おしゃれで機能性の高い住居には憧れてしまいますね。しかし、自分ひとりで快適に過ごせる間取りを考えるのは、なかなか難しいものです。

これから注文住宅を建てたいと考えている人は、三井不動産レジデンシャル株式会社が実施している『三井住空間デザインコンペ』の受賞作を参考にしてみてはいかがでしょうか。

現代人のライフスタイルに合った家づくりのコツがわかるでしょう。今回はコンペの概要と、第10回最優秀作品に選ばれたデザインの魅力を紹介します。

『三井住空間デザインコンテスト』の概要

時代のニーズにあった『デベロッパーと建築家・デザイナーとの新しい関係』を探ることを目的に、2002年からスタートしました。過去の受賞作品のいくつかは、実際に建設・分譲されています。

第10回のテーマは「ワーク ライフ インテグレーション -生きながら働き、働きながら生きる場所-」でした。
働き方や働く場所の多様化を受け、これからの住まいのあり方を検討し、仕事と生活が融合されて相乗効果を生むような空間デザインが求められました。締め切りまでに185作品の応募がありました。

最優秀作品は、現在建設中の分譲マンション「ザ・タワー横浜北仲」(所在地:神奈川県横浜市)で1戸建設、販売される予定です。

最優秀賞は『「切り替え」のある住まい』

デザインコンテスト

共働き世帯にぴったりの空間

最優秀賞を受賞した『「切り替え」のある住まい』は、住まいを仕事場としても活用することを想定した上でデザインされています。

例えば、水回りを中心に集約して回遊動線を設け各エリアを緩やかにつなげたことで、仕事と暮らしの意識の切り替えが自然にできるようになっています。

また、土間エリアとリビングエリアは引き戸でつながりながらも、段差を設けることで意識の切り替えが可能です。

土間は住戸外と緩やかにつながっているので、人を招いて共同作業や創作活動も行えます。

間取り図

最優秀作品の間取り図


間取り図からわかるように、T字型の玄関やL字型の廊下を設計し、土間エリアやリビングエリアからの視界を遮り、プライバシー性を高め、ゆったり自分の時間を過ごせるように工夫されています。

また、リビングエリアや土間エリアから離れた場所に、仕事に集中できる広々とした居室作られている点もポイントです。

最優秀賞から見える今の時代に合ったスタイル

共働きや在宅ワーカーが増えているので、住居にも仕事をするスペースを取り入れると効率よく家事も仕事もはかどりそうですね。住宅購入だけではなく、リフォームや模様替えを考えている人も、ぜひ参考にしてみましょう。

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