すみかる住生活版

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出産・子育てを機に家を購入したい。家を買ってから後悔しないためのチェックポイント

街や家の立地


machi

街のバリアフリー

子どもが幼い頃は、ベビーカーでの移動がほとんど。
子どもが2人になると、1人はベビーカー、もう1人は手を繋いで歩くというケースも増えてきます。
ちょっとの散歩でも、オムツに着替えと荷物は大量・・・とてもじゃないけど、ベビーカーを畳んで移動することはできないので、普段行動するエリアのバリアフリーは重要です。
具体的は、道のアップダウン・段差はないか、信号・歩道は整備されているか、駅にエレベータが付いているか(ホームまで)などです。
また子どもが通う小学校までの道のりも同様に、信号や歩道が整備されているかを確認しましょう。
また、とても車通りが多いのに歩道がない道は、通るたびに不安を抱えてしまいます。必ず実際に歩いて確認ましょう。

駅までの距離と道のり

駅に近ければ良いのですが、様々な事情で駅から少し離れたエリアを検討することもあるでしょう。バスを利用しなければならない距離は避けたほうが無難かもしれません。子育て期のバスはとても大変です。ノンステップバスが通るエリアならまだ良いですが、普通のバスの場合、ベビーカーをたたみ、荷物を持ち、子どもを抱っこし、階段を登り、お金を払わなければいけません。駅に行くのにバスの利用が必須の場合、駅の利用頻度、バスの種類などを確認してからの検討をおすすめします。
また、駅までは自転車や車を利用するから大丈夫!という方は、駅の駐輪場等の状況も確認しておきましょう。
駅前の駐輪場はとても人気で、申し込みができない場合が多々あります。また、申し込み期間は1年に1回で抽選の場合もあります。
引っ越してみたら駐輪場が申し込めなかったとならないように、事前に確認しましょう。

嫌悪施設

家の周辺には嫌悪施設が少ないに越したことはありません。
具体的にいうと、風俗、治安の良くないゲームセンター、パチンコ屋さん、居酒屋さんなどです。
1つもないのは無理ですし、少々あるぐらいならあまり影響ありませんが、小学校や塾の近くや帰り道にたくさんある場合や子どもが溜まっている場合などは慎重に検討しましょう。

自治会費

自治会への参加は任意ですが、子どもを育てるのであれば入ることをおすすめします。
お祭りや自治会でのイベントなど、子どもが楽しめるイベントが多いですし、街の改善にも貢献できるからです。
自治会費は自治会によって大きく変わります。ほとんどの地域では数百円程度ですが、家一軒あたりにかかる場合、子ども一人にかかる場合など様々です。
たかが月々数百円ですが、払い続けると大きな金額になっていくので、事前に確認しましょう。
自治会費は地元の不動産屋さんに聞くと知っていることがあります。

家と近隣施設のハザードマップ

自分が家を買う土地のハザードマップを見ることはもちろんですが、子どもが通う保育園や小学校、公園のハザードマップも確認しましょう。地震等の災害はいつ起こるかわかりません。子どもが小学校に行っている間や、子どもが公園で遊んでいる間に災害がおこるかもしれません。子どもが長い時間いるであろう場所の安全性を事前に確認し、子どもの安全を高めましょう。

景観

街の景観が悪いと街の治安が悪い可能性があります。
例えば、古びた空き家が多い、完成予定のない工事現場がある、庭が雑草だらけの家が多い、外壁等に落書きがあるなどの特徴の街は、良くない方が溜まったり、泥棒に入られやすい傾向にあるようです。

都市計画

多くの街には、将来こんな街にするよ、こんなこと改善していくよ、という都市計画があります。
今は何もないけれど今後発展させて行く計画があったり、自然の豊かな街でこれからも保護して行く計画があったりなど、様々な計画が書かれています。
今後、自分の暮らす街はどのような街になって行くのか参考にしてみましょう。

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