すみかる住生活版

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出産・子育てを機に家を購入したい。家を買ってから後悔しないためのチェックポイント

保育


待機児童数

市区町村が公表している待機児童数や保育園の数は、市や区によって基準がバラバラで実はあまり参考になりません。
また同じ市区町村内でも人気のある駅や場所とそうではない駅や場所があるので、待機児童数が多いから保育園に入りづらいとは一概に言えません。ですから私は、気になる場所の近くに何件の保育園があるか、その保育園に対して何人の待機児童がいるかをチェックしました。
市や区によって異なりますが、市役所の保育課に聞くと保育園ごとの待機児童数を教えてくれる場合もありますし、Web上で公開しているところもあります。
また、近々ファミリー向けマンションが建つような場所では、今は待機児童が少ないくてもあとで急に保育園の入園倍率が増えることがあるので要注意です。
保育園は、認可保育園だけを調べるのではなく、認可、無認可の保育園もチェックすると良いでしょう。
認可保育園は家族の状況によって点数が決まり、その点数によって入れるかどうか決まりますが、認証・無認可保育園は、早い者勝ちのところもあります。
※認可、認証、無認可についての詳しい説明はこちらのサイトを参考にしてください。市や区によって、一部基準が異なります。

東京都福祉保健局 保育サービスについて 
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hoiku/index.html

学童保育は入れるか

子どもは保育園を卒業したら小学生になります。小学校は通常は15時前には帰宅し、春・夏・冬の長期休みもあるため、共働きを続ける場合は学童保育を探す必要があります。
学区内の小学校の近くには学童保育はあるか、長期休みも対応してくれるかはチェックが必要です。
学童保育という名前ではなく、放課後ルームなどの名前で、共働きでなくても100%入れる地域もあります。
また、長期休みにはプールを解放し、午後は自習室を解放してくれる小学校もあります。

学業


学区内の小中学校の学校の評判、レベル

中学校・高校ほど大きな差はありませんが、小学校にも評判や学力の差があります。
また、都内近郊かつ再開発の地域では、都内から新しい住民の子どもが入ってきて、学校内での色々な差が生じ、風紀が乱れている場合もあると聞きました。このような情報は、地域密着型の不動産屋さんが知っているので、気になる場合は聞いてみましょう。

通える範囲内の高校大学のチェック

小学校の次は、高校・大学です。小学校は公立であれば学区内の小学校にそのまま進学しますが、高校・大学は子ども自身が未来を見据え選びます。ですから子どもが通える範囲内に色々な種類の学校があれば選択肢が広がります。
学力のレベル、種類(私立・公立、文系・理系・技術系など)ともに満遍なくあることが理想です。
大学は国立大学もあると理想的です。
ここで、注意して欲しいのが学校までの交通費です。
会社員と違い、学生の交通費は家庭から出します。都内は交通網も多く、交通費も安いと思いますが、都内以外の場合交通費がとても高かったり、通学に不便だったりします。特に千葉は、都内には出やすいけれど、とても電車賃が高い路線が複数通っているので要注意です。

塾や習い事

小学生になると塾や習い事に通わせる機会があります。
低学年の頃は親が送り迎えすると思いますが、中学年以降になると子どもだけで通うことも多くなります。
特に高学年の塾は夜遅くに帰る機会が多いので、家から近く、子どもが通いやすい場所にあると安心です。

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