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【DIY事例あり】理想のキッチンって?キッチンで叶える自分らしい暮らし

簡単に使いやすいキッチンにする

DIYで自分好みにする

DIYとはDo It Yourself(自分でやる)の頭文字をとったもので、日曜大工のことです。DIYは女子にも人気で「DIY女子」という造語もありますね。かわいい、キレイなど女性ならではの視点でDIYすれば、自分好みの空間にできます。キッチンをDIYするためには、どんな道具が必要なのでしょうか。

<必要な道具等>
メジャー、かなづち、カッター、のこぎり、電動ドライバー、水平器、紙やすり、ペンチ、サシガネ(線を平行に引ける定規)、クランプ(木どうしを接着させる)、タッカー(建築用のホチキス)

また、実際のDIY例もご紹介しますので参考にしてみてください。

収納をDIY(棚、見せる収納等)

収納をDIY

参照:https://folk-media.com/413736

ちょっとした棚なら、100円均一の木材でも作ることができます。シンプルゆえに見せる収納にピッタリ。

デットスペースをDIY(隙間にうまく収納を作る)

参照:https://roomclip.jp/photo/kIEm


自分好みにDIYしつつも、キッチンの空間を活用するのもポイントです。

シンクをDIY

シンクをDIY

参照:https://folk-media.com/413736


丸見えになってしまうシンクを、おしゃれに目隠ししています。

カウンターキッチンをDIY

参照:https://roomclip.jp/photo/rctI


木目調デザインのリメイクシートをカウンターの壁面に貼り付け。カウンターをお気に入りの小物で演出すればおしゃれな空間に生まれ変わります。

壁をDIY(壁、棚の扉等)

参照:https://roomclip.jp/photo/royb


タイル調のシートを貼れば簡単にイメージをチェンジできますね。

その他DIYのポイントとは

DIYの際は、1つ1つの作業に取りかかると同時に、全体の雰囲気を考えるとなじみやすい空間になります。そのためには、お気に入りの色を選ぶだけではなく、色味を統一する工夫もしてみましょう。

また、アイテムを活用すればいち早く空間の印象を変えることも。間接照明は非日常的な空間を演出してくれます。黒板を置いてカフェ風に、ショウケースを活用して見せる収納になど、アイテムを使って工夫してみてくださいね。DIYは少し大変という人でも、アイテムを活用して手軽に楽しんでみませんか。

100円均一はDIY初心者さんの味方!

100円均一のアイテムは、コスト面・機能面にも優れているため、DIY初心者さんにもおすすめです。100均DIYのアイテムといえば、ツッパリ棒、すのこ、ペグボード、カゴ、リメイクシートなどが大人気です。それぞれのアイテムをどのように使うのか、簡単にご紹介します。

参照:https://kurashinista.jp/articles/detail/16579

ツッパリ棒は空いている空間を、収納スペースにすることができる万能なアイテムです。シンク下の収納スペースに、ツッパリ棒をいくつか入れれば、ラップなどの小物収納が可能になります。

すのこを使って食器乾燥

参照:http://www.reform-guide.jp/topics/hyakkin-kitchen/

すのこも、少し工夫をすればキッチンで食器を乾燥させるのに大活躍のアイテムになります。シンクで洗い物をしたら、食器を置くスペースにすのこをスタンバイ。

ペグボード

参照:http://web.goout.jp/livin/12082/

ペグボードは穴あきの板で、穴にフックやラックをひっかけることができます。壁面に収納スペースが生まれ、皮むき器、おろし金、菜箸などの調理道具も使いやすい位置に配置することができます。

100円均一には、既成のデザインが施されたかごなども豊富。小さなものなら調味料入れ、少し大きいものなら、食器の収納もできます。
シンクやコンロの下の収納スペースに、こまごまとした調味料やだしが散らかって、上手に収納できない場合は、引き出し付きの入れ物を設置すると、簡単にスッキリ収納できますよ。

本格的に自分好みのキッチンにする

本格的なキッチン

本格的なキッチン


次は、本格的にリニューアルする場合をみていきましょう。DIYでは、できる範囲が限られてしまうのが難点。自分でDIYしたものの、うまくいかなくて理想のキッチンからかけ離れてしまったという失敗は避けたいところです。使いやすいキッチンにするためには、中途半端に取りかからず、本格的にキッチンを変えるかどうかを決めてから始めましょう。

リフォームする

本格的に自分好みのキッチンにするなら、プロの業者さんに頼んでリフォームする方法もあります。DIYでやるよりも、自分好みのキッチンを実現しやすいメリットがあります。
本格的にリフォームする際も、業者さん任せではなく、自分が理想とするキッチンを伝えられるとスムーズです。やりたいことや現状の問題点を、洗い出し業者さんと相談してみてください。

キッチンレイアウトは使いやすさに影響する

レイアウトは重要

レイアウトは見逃せないポイント


使いやすいキッチンは、使いやすいレイアウトになっていて快適に過ごせる場所。いつまでも使いたいキッチンにするために、レイアウト選びは慎重にしましょう。
冷蔵庫を置く場所、シンクやコンロの位置、炊飯器や電子レンジの収納など、キッチンで必要なものをどこに置くかを考えるのがレイアウトです。
使いやすいレイアウトなら、家事の時短、家事ストレスの軽減も期待できます。そのために、どんなレイアウトが合っているのかを考えることが大切です。

キッチンレイアウト、6つのスタイル

キッチンタイプ別レイアウトのところでも、I型、L型、アイランド型、Ⅱ型、U型、ペニンシュラ型の6つのパターンをご紹介しました。いろいろなレイアウトがあって悩んでしまうこともありますが、選ぶ時のポイントはいったい何なのでしょうか。

キッチンレイアウトを決めるポイント

ポイントは、家族構成・キッチンの広さ・どんな家電や家具を置くのか・理想の収納スペースなどです。さらに、キッチンをどんな目的で使う予定なのかもハッキリさせ、レイアウトに反映できるとよいでしょう。たとえばお菓子づくりをする場合、専用の調理器具が作業台に並ぶこともありますが、狭いキッチンでは作業がしにくいですよね。また家族がキッチンを同時に使う家庭なら、それなりの広さも必要。

最近選ばれているレイアウトは、シンクを単体にしたアイランドキッチンです。作業中でも、家族との間に壁をつくらず、会話が弾みやすいのが特徴です。キッチンで多くの人に選ばれているメーカーは、LIXIL・クリナップ・パナソニックが代表的。リフォームの参考にしてみてくださいね。

キッチンをリフォームするなら、概要もチェック

リフォームの概要をチェック

リフォームの概要をチェック


リフォームは、自分がやりたいタイミングだけではなく、使用年数によっても必要になります。キッチンの平均的な耐用年数は15~20年ですので、劣化していて作業に支障が出る場合は、リフォームが必要であるといえます。年数が経ったキッチンを使う時は、排水溝の詰まりや匂いなど、使っていて気になる点がないかも確認しましょう。

リフォームをする必要があると判断した場合、業者さん選びも慎重にしてください。業者さんを選ぶポイントは、リフォーム実績、目的を叶えたプランの提示、予算、担当者の印象などです。リフォームの相場は、80~150万円ほどといわれています。依頼内容や業者さんによって変動することも多く、納得してから決めましょう。

工事期間は、レイアウト変更の有無によって変わります。変更がない場合は1週間ほど、変更がある場合は3週間ほどが目安です。キッチンをリフォームした際に陥りがちな点は、自分の身長と合わなくて使いづらくなってしまうケース。

作業スペースの高さは、使いやすさにも影響するため、見落とさないことが大切です。自分に合う高さは、簡単な計算でわかります。作業スペースの高さの計算方法と、その他にリフォームで注意するべきポイントも合わせて次から考えていきましょう。

リフォームに失敗しない!プラスアルファで確認すること

丸の札をあげる主婦

確認もしっかり!


使いやすいキッチンの高さは、 「身長÷2+5cm」です。身長はよく使う人が、使う時のスタイルで計算することです。スリッパを履く人なら、履物の分もプラスして考えましょう。使いやすいキッチンの高さより低いと、前かがみで腰痛や肩こりの原因になりますし、高すぎるとコンロや作業台が近すぎて危険な状況になります。

また調理器具を使いたい時にスグ出せる収納なら、作業もスムーズです。使う人の首の中心から上下に75cmずつの範囲に収納すると使いやすくなります。頻繁に出し入れする物なら既定の範囲内に収納しましょう。毎日使うキッチンは清潔さも意識したいところ。キッチンの扉は、汚れが簡単に落とせる素材を選ぶとお手入れも楽です。

デザインだけではなく、機能面も考慮しましょう。調理中は、シンクからコンロへ、冷蔵庫からシンクへなどの移動も頻繁です。コンロ・シンク・冷蔵庫は、ワークトライアングルを意識して配置するのもポイントです。

お金がない?そんなあなたはリフォームローンを使おう

リフォームローンを検討

リフォームローンを検討しよう


リフォームをする時、やりたいことが当初の予定より増えてしまい、予算よりオーバーしそうな状況も。そんな時は、リフォームローンで解決しましょう。リフォームローンは、その名のとおり、リフォームのためのローン。各銀行でも、住宅ローンと同じように取り扱っています。リフォームの目的によって、金利の相談ができることもあります。ローンが必要になりそうな時は、銀行に問い合わせてみてください。

引っ越しも、理想のキッチンに出会える方法

DIYやリフォームをする時間がない場合や、賃貸で暮らしていて備え付けのキッチンが使いづらいと感じる場合は、思い切って理想のキッチンがある家に引っ越す方法もあります。

キッチンのチェックポイント

キッチンを目的にした引っ越しで重要なのは、自分に合うキッチンを選ぶことです。上記にも挙げましたが、主なチェックポイントは、以下です。

  • キッチンレイアウトに沿ったキッチンをにする
  • 「ワークトライアングル」を考えたレイアウトにする
  • キッチンの通路幅は、使う人の人数も考える
  • 食器棚・冷蔵庫等大物家電の配置には注意する
  • ゴミ箱も忘れずに考えて

詳しくは、「参考にしよう!一般的に使いやすいキッチンとは」の内容を参考にしてみてください。

使いやすいキッチンにするには断捨離も取り入れて

シンプルな暮らしを

シンプルな暮らしを


物がどんどん増えてしまうキッチン。収納を見直すことも大切ですが、物が本当に必要かどうかも考えてみてください。片付けを意味する断捨離という言葉も、一般的になりました。

断捨離とは物への執着も手放し、片付けるという行動だけではなく、心からスッキリすることも目的にしています。断捨離をすると、暮らしもシンプルに。精神的な開放感も味わえて、心にゆとりが出てきます。断捨離をしてから使う物だけを整理するほうが、整理しながら片付けるより、手間がかかりません。

まとめ

自分らしく使いやすいキッチンに

自分らしく使いやすいキッチンに


毎日使う場所だけに、キッチンは使いやすくしておきたいですよね。理想のキッチンは、自分の叶えたいことをピックアップするだけではなく、レイアウトも意識しましょう。

リフォームには、DIYする方法と、業者さんにお願いして本格的にリフォームする方法があります。納得する方法を探し、使いやすいキッチンを手に入れましょう。

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