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キッチンの雑菌対策は大丈夫?家庭での実態と清潔を保つポイント

2017/06/07

キッチンと食事

くらしの現場レポート

そろそろ、夏。高温多湿と、雑菌の繁殖にとって好条件な季節がやってきます。
そんな時期だからこそ気をつけたいのが食中毒です。家の中でも雑菌が多い場所をご存知でしょうか?それは、湿気の多いキッチン。

食中毒のリスクが高いキッチンですが、一体どれくらいの人が清潔さを意識してできているのでしょうか。
花王株式会社「生活者研究センター」が実施した一般家庭での衛生に関する意識調査をもとに、夏場のキッチンの掃除について考えてみましょう。

見た目が清潔なら大丈夫と考えているが4割

アンケートの対象者は、20~60代の既婚女性3,810人です。
「目に見える汚れがなければ清潔だと思うか」という質問には、39%が清潔だと思う、ややそう思うと回答しました
。見た目が汚れていなければ大丈夫だと考えている人は少なくないようです。
確かに見た目がキレイだと、なんとなく大丈夫そうに見えてしまいますよね。

見た目はキレイでも実は汚れている!?キッチンの実情

キッチン流し台

実は雑菌の繁殖しやすいキッチン


見た目がキレイだから大丈夫と思っていても、実は見えないところでキッチンの雑菌は繁殖してしまっています。
見た目が汚れていなくても要注意。
しっかり掃除をしていないと、流し台横においておいた野菜や果物の表面にも雑菌が繁殖しているかもしれません。

水ふきだけでは不十分!洗剤を使ってしっかり掃除が大切

また調査では、多くの家庭で毎日キッチンの掃除が行われていても、不十分である可能性があるということが分かりました。
同じ掃除をしても、洗剤を使っているのと使っていないのでは、雑菌による汚染度に違いがあったためです。
調査によって、洗剤を使った方がより雑菌の繁殖を抑えられるという結果が明確になりました。
掃除をするときは、「洗剤を使う」を意識したいですね。

キッチンの雑菌対策に!押さえておくべき3つのポイント

ふきんでコンロを掃除

気をつけたいキッチンの掃除

手拭きタオルはこまめに取り換える

手拭きタオルも長く使っていると独特な嫌な臭いがしますよね。雑菌が繁殖している証拠。
できれば毎日取り換えるようにしましょう。

汚れていなくても毎日掃除する

見た目は汚れていなくても、目に見えない汚れは発生しています。
特に雑菌が発生しやすいキッチン周りは毎日掃除することが大切です。

場所によってふきんを取り換える

テーブルに調理台と、同じふきんを使っている方は要注意。
ふきんを使いまわすことで、雑菌を運んでしまうこともあります。
汚れの多い場所とそうでない場所は使い分けてた方が良いでしょう。

くらしの現場レポート詳細

くらしの現場レポート:
アンケート結果などを掲載しています。
レポートURL:http://www.kao.co.jp/lifei/report/33/?cid=lifei_prtimes170523a

合わせて読みたい!「達人コラム」:
冷蔵庫での保存から、キッチン掃除のポイントまで、HACCPコーディネーターの若宮寿子さんのインタビューを掲載しています。
コラムURL:http://www.kao.co.jp/lifei/column/33/?cid=lifei_prtimes170523b

普段の意識がキッチンを清潔に保つ

キッチンで調理したものは、直接家族の口に入ります。
食中毒を防ぐには、毎日の心がけが大切。
特に、小さい子どもがいる家庭などはキッチンの清掃を一度見直してみることをおすすめします。

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