「季節の変わり目にはいつも体調を壊してしまう」
「風邪を引きやすいから、免疫力を高めたいな・・・」なんてお悩みではありませんか?
秋から冬にかけての季節の変わり目は、朝晩の寒暖差などから体調を崩し風邪をひきやすくなります。
ですが、普段からちょっと意識するだけで免疫力を高め、風邪を予防することが可能なんです!
そこで今回は、免疫力を高めるための方法や風邪を引いてしまった時の対処法をご紹介します!
早い段階からしっかり予防していきましょう!
風邪とは?
そもそも、風邪ってどんな状態のことを指すのでしょうか?
風邪の原因と症状について簡単にみておきましょう!
風邪の原因
風邪の原因は、ウイルスによるものがほとんどです。
私たちの喉や鼻、肺などは常に外気に触れていますが、健康な状態では空気中のウィルスや細菌を取り込まないよう防御機能が働いてくれています。
しかし、生活リズムの乱れや睡眠不足、疲労やストレスによって免疫力が低下してくると、体外にウィルスを追い出すことができず、風邪を引き起こしやすくなってしまうんです。
風邪を引く原因となるウィルスは様々ですが、ライノウィルスやコロナウィルス、RSウィルスによるものが多く、複数のウィルスに同時に感染していることもあります。
主な風邪の症状
風邪の主な症状としては、
- 発熱
- 鼻水
- せき
- 喉の痛み
- 頭痛
- 食欲不振
- 全身倦怠感(だるさ)
が挙げられます。
通常これら全て、またはいくつかの症状が出ることがほどんどですが、検査をしても顕著な異常はありません。
風邪は予防を徹底しよう!普段からできる風邪対策6選!
普段からできる風邪予防対策は以下の6つです。
- 温活
- 寒くても適度な運動を
- 手洗い、うがいの徹底
- 睡眠時間を削らない
- ビタミンCを積極的にとる
- 人混みにはマスクを
風邪を引いてしまうと会社や学校を休まなければならず、大変ですよね。
そこで大事になってくるのが「免疫力」。
これを高めておけば、風邪をひきづらいカラダを作ることが可能になります!
順番にみていきましょう。
温活
カラダが冷えると免疫力が下がり、必然的に風邪を引きやすくなります。
そこでオススメなのが「温活」です。
温活とは、健康を維持するために適正な体温まで基礎体温を上げる活動を指します。
基礎体温が0.1℃上がるだけでも、免疫力が大幅にアップすると言われていて、今注目されているんです!
具体的には、
- 首、手首、足首の3箇所の「首」をあたためる
- 湯たんぽを使う
- 腹巻やカイロで腰回りを温める
- 出来るだけ暖かい飲み物を飲むようにする
- カラダを温める食材を使う
- シャワーではなく湯船に浸かる
などが挙げられます。
普段からカラダを温める習慣をつけておきましょう!
寒くても適度な運動を
寒いとどうしても室内にいることが多くて、運動不足になってしまいませんか?
筋肉量が低下すると免疫力が下がってしまうため、風邪を引きやすくなってしまうんです。
筋肉量を維持することで、ウィルスに強い身体をつくることができます。
また、適度な運動はカラダのめぐりを良くし、温めてくれる効果も高いです。
ストレッチや軽い散歩やジョギングなど、無理のない範囲で始められる運動を取り入れてみましょう。
最初は寒くても、どんどん身体がぽかぽかしてくるのを感じられるはずですよ。
室内でできるストレッチについてはこちら(リンク)
手洗い、うがいの徹底
風邪予防には何といっても「手洗い・うがいの徹底」が大切になってきます。
外出先ではつり革やドアなど様々な場所を手で触るため、家に帰ったら手をしっかりと洗いましょう。
そのままにしておくと、そこから風邪のウィルスに感染するリスクが高くなってしまいます。
正しい手洗いの方法は、流水でよく手を濡らしたあとに石鹸をつけて、
- 手のひら
- 手の甲
- 指先・爪の間
- 指の間
の順にこすり洗いします。
親指はねじるようにして洗い、手首も忘れずに洗いましょう。
その後、石鹸を流水でよく洗い流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取ります。
また、うがいは口の中の細菌を減らし、さらにのどや鼻の粘膜を潤すことができるので、風邪予防にも効果的です。
オススメは、緑茶を使ったうがいです。
緑茶には抗菌・抗ウイルス効果の高いカテキンが多く含まれています。
そのため、お水でうがいするよりも殺菌効果が高く風邪予防に効果的なんです。
緑茶以外にも、紅茶や塩水でも効果があると言われています。
帰ったら、手洗い・うがいをしっかりと行いましょう!
睡眠時間を削らない
「風邪を引きたくない!免疫力を高めたい!」と思うならば、睡眠時間の確保は欠かせません。
睡眠不足が続くとウィルスに対する抵抗力が下がってしまい、風邪を引きやすくなってしまいます。
また、リンパ系の免疫は睡眠中に回復されるため、忙しくても睡眠時間をしっかり摂るようにすることが大切です。
良い睡眠が摂れるよう、湯船に浸かったりストレッチをしたりアロマを焚いたり、リラックスできる環境を作っていきましょう。
ビタミンCを積極的にとる
ビタミンの中でも、特にビタミンCは免疫力を高める効果が高いといわれています。
しかし、摂取しても比較的短時間で体内から排出されてしまうため、こまめに摂ることが推奨されています。
野菜では、ブロッコリーやパプリカ、キャベツやパセリに多く含まれており、果物ではキウイフルーツやすだち、イチゴやオレンジなどがビタミンC豊富といわれています。
ビタミンCが不足してしまうと免疫力が弱くなり、風邪などを引きやすくなるので冬場は特に意識してビタミンCを摂るようにしましょう。
人混みにはマスクを
風邪は、かかった人が咳やくしゃみをして飛び散ったウイルスを、のどや鼻から吸い込んでしまうことでどんどん感染していきます。
特に、多くの人が集まるイベントや、乾燥しやすく頻繁に換気のできない職場などでは、集団で風邪にかかってしまうことも少なくありません。
日ごろからマスクを着用し、ウイルスが体の中に入ってくるのをブロックするよう心がけましょう。
また、就寝中はのどが乾燥しやすいので、マスクをつけて寝るのもオススメですよ。
以上が、普段からできる風邪対策6つでした。
万が一風邪を引いてしまったら…
普段から予防をしていても、仕事で忙しかったり環境が変わったりすることで免疫力が一時的に下がってしまい風邪をひくこともあります。
ここでは、「風邪をひいてしまったかも?」というときに効果的な4つの方法についてお伝えします!
- 栄養ドリンクを飲む
- カラダを温めるものを食べる
- とにもかくにも十分な睡眠を!
- 他人にうつさない思いやりも忘れずに
順番にみていきましょう!
栄養ドリンクを飲む
栄養ドリンクには、不足しがちな栄養を補給して、弱った体力の回復をサポートしてくれる働きがあります。
栄養ドリンクには、カフェインありとノンカフェインのものがあります。
カフェインを含むタイプは日中に服用したかぜ薬の眠気を防ぎつつ、その日を乗り切るために使うドリンクです。
休みたいけれど、ゆっくり休めないという方にオススメです。
カフェインを含まないタイプはお休み前に使用しても睡眠を妨げず、より効果的に体力を回復させることができます。
栄養ドリンクをうまく活用して、早めの回復を目指しましょう。
カラダを温めるものを食べる
風邪の引きはじめには身体を温める食べ物を摂るようにしましょう。
お粥やうどんなどは胃腸に優しく、消化機能が弱っているときでも食べやすいです。
また、にんじんやダイコンなどの根菜やショウガなどを摂取することで、身体の内側から温まることができます。
身体を温めることで免疫力が高まり、風邪の回復も早くなるので、積極的に食べるようにしてくださいね!
とにもかくにも十分な睡眠を!
風邪の引きはじめは免疫力や体力が下がっています。
そんな時に重要になってくるのが良く寝ること!
寝ている間に身体がウィルスと戦って、熱をさげてくれる効果があります。
8時間以上の睡眠を目安に、体を温かくしていつもより早めに就寝しましょう。
ただし、熱があるときは汗をかきやすいので、水分補給も忘れないでくださいね。
他人にうつさない思いやりも忘れずに
風邪を引いてしまった時には自分に意識が向きがちですが、そういう時にこそ他の人にうつさないような心がけを!
・マスクでウィルスが拡散するのを予防する
・無理に出社や登校をせずに、家で安静にしておく
・自己判断ではなくお医者さんで適切な治療を受け、早期回復を目指す
などを意識してみてくださいね!
他者への思いやりを持つことで、集団感染を防ぎましょう!
まとめ
風邪は、普段から免疫力を高めておくことで予防できます!
免疫力を高める具体的な方法は
- 身体を温める
- 寒くても適度な運動を行う
- 手洗い、うがいの徹底
- 睡眠時間を削らない
- ビタミンCを積極的にとる
- マスクを欠かさない
でした。
これからの季節、風邪やインフルエンザが流行してきますので免疫力をコツコツ高めて、ウィルスに強い身体を作っていきましょう!