すみかる住生活版

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いまどき家探しの平均値!みんなの探し方をのぞいてみた

新しい住まいで始まる新しい生活

新居ってそれだけでワクワク


そろそろ4月、新しい生活に向けてすでに新居へ引っ越し済という新社会人も多いのではないでしょうか。今回はCriteo S.A.が行ったアンケート調査をもとに、いまどきの家探し事情についてみていきたいと思います。

家探しはオンラインで短期集中が多数!

パソコンとスマホ

情報収集にITデバイスは欠かせない?!


このグラフは、内見前にパソコンなどで情報収集を行う頻度です。5割近い方が、内見をする前には、ほぼ毎日のようにインターネットで情報を検索していることが分かりますね。今や、パソコンやスマートフォンを使った家探しは当たり前のようです。
半数近くがほぼ毎日家探し

少しでも早くいい情報を!という気持ちの表れか


こちらは、現在の住まいを探すきっかけとなった情報源についてのアンケート結果のグラフです。現在住んでいる家も、インターネットで情報を集めたという人が多数であることが分かりますね。デバイスに関しては、ややパソコンが優勢のようです。実はこれ、年代による違いからきています。
約3割が店頭情報

パソコンにはやや負けるものの、店頭も多数


スマートフォンは20代が中心に、パソコンは40~50代が中心、30代は両方を使い分けているのか、半々程度という結果となりました。
20代はスマホ、40~50代はパソコンがメイン

パソコンの方が落ち着いて情報検索ができるというところも理由かも

世代によってデバイスの違いはあれど、インターネットでの情報収集が主流となってきているところは面白いですね。ただし、「家を決める」となると事情が違ってきます。

決め手は現地にあり?!決定は店頭が多数という事実

まずは2つのグラフをご覧ください。こちらは、引っ越しのための情報収集を行う方法です。

オンラインは約75%

パソコン&スマホなら交通費もかかりません


そしてこちらは、集めた情報の使い道を示しています。
パソコン&スマホはあくまでも情報収集がメイン

厳選した後は店頭へ行く人が多数!


インターネットで情報収集はするけれど、信頼性のある情報や実際に家を決めるための情報は店頭で得ているという結果が出ました。

「インターネットには情報があったけれど、タッチの差でほかの人に先を越されてしまって…」
「実際に現地を訪れてみたら、なんだかイメージと違った」

このような経験をしたことのある方もいらっしゃることでしょう。これから住むことになる物件はもちろん、その物件がある周辺環境に関しても、現地を訪れてみないと分からないことはたくさんあります。ある意味、当然の結果と言えるかもしれません。

同棲したいカップルは要注意!家選びでの喧嘩率5割以上!

喧嘩中のカップル

冷静な話し合いが大切!


好きな人との新生活はワクワクしてしまいますよね。しかし、ご注意ください。家選びで喧嘩になっているカップルは少なくありません。こちらのグラフは、家選びで恋人と喧嘩をした割合を示しています。
半数以上が恋人との喧嘩経験あり

約半数は喧嘩をしていないので希望はあるはず!

せっかく新生活を前に悲しい別れを経験しないためにも、事前にしっかり話し合っておくことが大切です。では、どんなことに気を付けたら良いのでしょうか?

カップルの家探しで気を付けたい3つのこと

スマホで仲良く物件探し

譲れるところは譲って

1.コダワリの確認と優先順位付け

お互いが家について譲れないコダワリを列挙し、優先順位をつけましょう。この時「優先度の高い順に3つ出す」などという方法はオススメできません。なぜなら「そういえば、ここって私譲れないポイントだった…!」ということが起きた場合、喧嘩の原因となりやすいためです。

最初は優先順位などつけずに、コダワリをひたすら列挙しましょう。その後、優先順位を付けてから話し合いをしてください。同棲も結婚も折り合いが大切です。

2.せめて内見は二人で

インターネットを使った情報収集は、どちらかに任せてしまっても良いかもしれません。しかし、せめて内見は二人で行きましょう。実際に見てみないと分からないことも多くありますし、人が多いほうが気づく点も増えるためです。

3.お金のルールは契約前に

お金のトラブルで喧嘩になることは珍しくありません。新居のために使うお金だけでなく、日常生活での費用分担も事前に決めておきましょう。家賃、食費、光熱費などで分けるのも良いですね。

全てのものを折半して支払う方法も悪くありませんが、万が一別れを選択した場合に、何もかも折半だと少々困ることになります。例えば、冷蔵庫など半分にできないものの所有権で争うことにもなりかねません。

高額商品はオンラインで賢くお得に

新生活で必要なものは、どこで手に入れているのでしょうか?数値だけを見ればほぼ半々ですが、家具や家電など比較的高額な商品はオンラインでの購入が多めであることが分かるでしょう。オンラインショップの方が、比較的安く購入できるため、このような結果になったものと思われます。

店頭もオンラインも約半々

オンラインだと送料無料にしやすいメリットも


また、多くのショップがある大手ECサイトなら、複数のショップで購入してもポイントがまとまるため、よりお得感があるということも影響しているかもしれません。
予算内に収めるコツはオンラインにあり?

何かとお金のかかる新生活だからこそ、賢くお得に

新生活の準備金は約19万

新生活は何かと物入りですよね。こちらのグラフでは、新生活のためにかかった購入費用を年代別に示しています。

50代男性は約27万も

金額の違いはライフスタイルの違い?


年代によって10万以上の開きがあるところが面白いですね。一口に「新生活」といっても、生活形態はさまざま。結婚をした、家族が増えた、なども理由としてありそうです。

まとめ

インターネットでの情報収集は書類選考、店頭での決定は面接のようなものかもしれません。みなさんも上手に使い分けて、自分好みの新居を見つけてください。

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