2017年の土用丑は、7月25日(火)と8月6日(日)の2回あります。
「ウナギは高級品なのでなかなか食べられないけれど、土用丑は特別だから奮発してしまう」なんてこともあるのでは?
うなぎは、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなど、ビタミン類も豊富で栄養価の高い食品です。
しかし、脂質も価格も高いのが悩みどころ。
今回は、みんなのウナギ平均予算とヘルシーな食べ方などについてご紹介します。
ウナギ平均予算は1843円!国産派は73%も
株式会社マクロミルが、全国の20~69歳の1000名を対象に調査を行ったところ、ウナギ平均予算は一人前1843円であることが分かりました。
しかも、「高くても国産が良い」と回答した人は73%も。
また、7月25日(火)と8月6日(日)の両日ともウナギを食べたいと考える人は約44%いることがわかりました。
やはり、日本人にとって土用丑は特別なのかもしれません。
食べ過ぎ注意!意外と高いウナギのカロリー
ウナギのかば焼き1切れは約150gです。
1切れ当たりの栄養価をご紹介しましょう。
- カロリー…440kcal
- ビタミンA…2250μg
- ビタミンB1…1.13mg
- ビタミンB2…1.11mg
- ナイアシン…6.15mg
- ビタミンB6…0.14mg
- ビタミンB12…3.3μg
- 葉酸…19.5μg
- パントテン酸…1.94mg
- ビオチン…15.6μg
- ビタミンD…28.5μg
- ビタミンE…7.35mg
- カルシウム…225mg
- 鉄…1.2mg
- 亜鉛…4.05mg
などなど…。
ウナギは、妊婦にとって欠かせない葉酸や鉄分も取れる食品です。
しかし、今一度カロリーをご覧ください。
たった1切れ(約150g)で440kcalもあります。
ダイエット女子やカロリーコントロールが欠かせない妊婦にとっては、なかなか恐ろしい数字と言えるでしょう。
お弁当にもぴったり!ヘルシーなウナギ料理3つ
ウナギも楽しみたいけれど、カロリーもコントロールしたい!
そんな人にオススメのレシピをご紹介します。
う巻き
ウナギ屋さんの定番料理でもある『う巻き』は、刻んだウナギを巻いた卵焼きです。
卵焼きにほんの少しだけ山椒をふれば、味が引き締まりますよ。
ウナギちらし
市販の五目ずしの素を使ってちらしずしを作り、そこに刻んだウナギを混ぜるだけ。
もっとシンプルに、すし飯、錦糸卵、ウナギのみでも美味しくいただけますよ。
ウナギとゴボウの旨煮
刻んだウナギとささがきゴボウを煮るだけの、超お手軽レシピ。
材料(2人前)
- ウナギ…1/4切れ
- ゴボウ…1/4~1/2本(お好みで調整してください)
- 顆粒だし…小さじ1~2(ゴボウの量に合わせて調整)
- 水…1/4~1/2カップ(ゴボウの量に合わせて調整)
作り方
- ゴボウはささがきに、ウナギは5㎜幅に刻む
- ゴボウをサラダ油でさっと炒める
- ある程度火が通ったら水と顆粒だしを入れて煮立てる
- 沸騰したらウナギを入れて中火で3分
- できあがり
お弁当のおかずはもちろん、日本酒とも相性の良い一品です。
ゴボウで食物繊維も取れるので、妊婦にもぴったり。
番外:ウナギの白焼き
ウナギというとかば焼きのイメージが強いかもしれません。
しかし、ウナギには白焼きという食べ方もあります。
白焼きは、タレを付けない分少しだけヘルシー。
冷やした白焼きを、わさび醤油やポン酢でいただくのがオススメです。
みんなが考えるウナギの代替品って?
ウナギは食べたいけれど、やっぱり高いから代替品で我慢するという人も。
株式会社マクロミルの調査によると、こんなものが代替品として挙がっているようです。
No.1に輝いたのはあなごのかば焼きでした。
あなごのカロリーはウナギの約6割と、比較的ヘルシーなことも理由かもしれませんね。
あなご以降は、かば焼きであれば何でも良いのかと思うラインナップ。
しかし、いずれもがっつりと食べられて、スタミナの必要な夏にぴったりの食材が多いことが特徴です。
ヘルシーに夏を楽しもう!
ウナギは食べたいけれど、カロリーが気になる!という人は、ぜひヘルシーな料理にアレンジしたり、代替品を楽しんてください。
ウナギを料理に使えば、少量のウナギを家族全員で楽しめるので、家計にも優しくなりますよ。
どうしてもうな丼が食べたいという場合は、ウナギ1/4切れでミニうな丼を作って、残りを料理にアレンジしても楽しいでしょう。
なお、今回のアンケート結果詳細は以下で確認ができます。
https://www.macromill.com/honote/20170613/report.html