住宅のリノベーションを考えるとき、もっともこだわりたいのはどのような点でしょうか?
間取りの変更や内外装など、おしゃれに機能的に改良したいものですよね。
しかし実は、断熱化や耐震化がきちんとなされていない築古の住宅も多いことをご存じですか?
家族で安心して住めること、それが住宅の持つ一番の役割です。
これからさらにニーズが高まる断熱化や耐震化をひと足先に見学や体感できる、リノベーションモデルハウス見学会が2017年7月29日(土)と30日(日)に群馬県前橋市で開催されます。
住宅のリノベーションを考えている方は、ぜひ足を運んでみることをおすすめします。
断熱化や耐震化の現状とは?
現在、住宅の耐震化の低さと並び、無断熱の住宅が多いことが消費エネルギーの観点から社会問題化してきています。
かつては住宅の断熱化についてあまり重要視されず、現在約4割の住宅が無断熱の状態です。
また住宅の耐震化もなかなか進まず、現在全国で約900万戸の住宅の耐震化が不十分です。
そのために設計力や技術力などのある、信頼性の高いリノベーションがこれから先は必要になってくることが考えられます。
断熱化のメリット
住宅を断熱化することで、『夏は涼しく、冬は暖かい住まい』を実現します。
断熱化されていない住宅では、部屋ごとの気温差が大きいためお風呂やトイレでのお年寄りのヒートショック現象を引き起こしたり、エアコンなどの快適な空気を部屋に留めておけないため消費電力がアップしてしまったりします。
また断熱化されていないと壁や窓の結露が発生し、カビやダニの増殖の原因になってしまうことも。
住宅の断熱化は、節電や省エネ、健康に大きく作用します。
耐震化の必要性
地震活動が活発な日本では、昔から大地震が頻繁に発生してきました。
近い将来にも南海トラフ地震や首都直下型地震が高い可能性で引き起こされる、と言われています。
阪神淡路大震災では、現在の耐震基準を満たさない建築物に被害が集中していたことが分かっています。
そこで命や財産を守るできる限りの備えとして、住宅の耐震化が必要です。
断熱化、耐震化をテーマにしたリノベモデルハウス見学会
今回、住宅リノベーション事業を手がける竹澤建材工業株式会社の新ブランド『ココリノベ』では、断熱化、耐震化の促進をテーマとしたリノベーションモデルハウス現場見学会を実施します。
築48年の家屋を骨組みだけ残して解体し、断熱化と耐震化を含めたリノベーションを行いました。
その結果光熱費は年間47万円も減り、耐震強度は3倍となる省エネ性能に優れ地震に強い住宅を実現しました。
BELSと呼ばれる一般社団法人住宅性能評価・表示協会による省エネルギーの認証制度で星5つを獲得し、信頼性の高さは証明済みです。
1960〜1990年代の木造戸建住宅での星5つはこのモデルハウスが全国4棟目となり、その高い技術力がうかがえます。
リノベーションモデルハウス現場見学会概要
- 日時 :2017年7月29日(土)~30日(日)10時〜17時
- 開催場所:『ココリノベ』リノベーションモデルハウス(前橋市大利根町1丁目34番8)
断熱化、耐震化で安心できる住まいを
これからの生活を考えるとき、安心で安全に健康に過ごしたいというのは誰しもの願いです。
今回の見学会は、住まいの断熱化や耐震化の不安を解消できるチャンスになります。
リノベーションを検討している方は見学会へ参加して、断熱化や耐震化を実際に体感してみることをおすすめします。