すみかる住生活版

メニューを開く メニューを閉じる

片付けのコツと手順を見直して「片付かない」から「散らからない」部屋にする

Large leather sofa with a bunch of different things

片づけたいのに片づけられない。
どうしてこのようなことが起こってしまうのでしょうか?

「時間がない」「物が多い」「面倒くさい」
理由は様々ですが、人生のうちの長い時間を過ごす部屋。
散らかっている状態が健康面でも精神面でも、あなたに良い影響を与えません。

片づけたい気持ちはあるのに片付かないのは「片づけ方」が分からないから。
捨てたいのに捨てられないのは「捨て方」が分からないから。
片づけてもすぐに散らかってしまうのは「片づけのルール」がわからないから。

この記事では、片付け方のルールについて考えてみたいと思います。
人によって片付けのルールは様々ですが、自分に合った方法を探すために、まずは一定のルールに沿った片付け方を試してみてはいかがでしょうか?

片付けルールその1 「少ししか片付けない」

片づけられない人の中には、実は完璧を求める人が多いんです。
「すべてをいっぺんにやり切ろう!」と張り切りすぎて、途中で挫折してしまうのです。
「今日はこのクローゼット!明日はこっちの引き出しの中!」など、パートごとに分けて少しずつ取り組みましょう。
そのつど達成感を味わうことで、片付けを継続するモチベーションを保つことが可能です。

片付けルールその2 「お掃除グッズは最初に準備」

片付けをしているとホコリや汚れが気になります。
「あれも必要、これも必要」と、掃除道具を取りに戻ったり、作業を中断して他に気を取られるなんていうことを防止するためにも事前の準備はとても大切です。

最低限のお掃除グッズを用意してから片付けに取り掛かりましょう。
まとめて置いておくと、一度に取り出せて便利です。

・ゴミ袋(市町村自治体HPなどで、分別方法を理解しておこう)
・雑巾(着古したシャツでもOK。水拭きと乾拭きができるよう2枚あるとよい)
・水を張ったバケツ
・用途に応じた洗剤(複数の洗剤を用いるのは上級者向け、1つで多くをカバーできる洗剤をお勧め)
・マスク(普段あまり手を加えない場所は特にホコリがたちやすいため)
・ビニール手袋(手荒れが気になる人の必需品。使い捨てもあります)
・掃除機

片付けルールその3 「捨てる」

必要ないと判断したものはキッパリ捨てましょう。
重複しているもの、使いにくいもの、気に入らないもの、1年以上使わなかったものは、今後活躍することはないと言えるでしょう。
要らないものを整理していくことで、「キチンとしている自分」に目覚め、気持ちがスッキリしていくはずです。

片付けルールその4 「部屋の状態をキープ」

せっかく片付けたのに、日を追うごとにモノがあふれて散らかり出す。
そんな状態にならないために、キープのルールは最も大切!
今後の片付けがラクになるヒントをご紹介します。

「あった場所に戻す」がキホンの「キ」

物を取り出したら、元に戻す。
当然の事でありながらも、ほかに気を取られているうちに机の上に置きっぱなし。
それが積み重なることでだんだんと散らかり始めてしまいます。
「あとで使うから」が一番散らかる原因です。

「定番」「定量」を決める

たとえ使ったものを戻しても、スペースからあふれ出すと散らかる原因になってしまいます。
本当に必要なモノと使う量を見極めて、入らなくなったら「どれかを捨てる」を基本に「定量」を決めると良いでしょう。
そして「定番」を決めることで、あれもこれもと目移りをして物を増やしてしまうことも防げます。

「どこに何があるか」を分かるようにする

奥深くにしまい込んで、同じものがあることを忘れて買いたしてしまった、なんて経験はありませんか?
収納ケースを透明にしたり、ラベルを張るなどの工夫でどこに何があるかが分かる、見える収納を取り入れるのも良いでしょう。

多彩な収納グッズを活用する

最近はさまざまな収納グッズが販売されています。
サイズやデザインも多彩で、片付けや収納が楽しくなってしまいます。
部屋のインテリアやカラーを統一させることで、部屋全体がスッキリとまとまった印象に仕上がる効果もあります。

部屋を片付けることで、住む人の心の安定にもつながる片付け。
無駄が省けると節約にもつながります。
まずは小さなスペースから片付けを始め、散らからない部屋作りを目指してみてはいかがでしょうか?

CLOSE