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中古マンションの買いどきはいつ?各都市の価格推移から考える

各県・各都市の価格動向2017

中古マンションは買いどきが大切


新築が飽和している状況もあって、特に都市部を中心に、新築ではなく中古マンションを購入したいというニーズが高まっています。

新築に比べてリーズナブルな価格設定が魅力な中古マンションですが、買いどきを間違えてしまうと思った以上に高額になってしまうことも。
中古マンションの買いどきと現在の価格を押さえておきましょう。

中古マンションの買いどきは?

中古マンション買いどき

買いどきの見極めでもう迷わない


ライフスタイルに変化があったらマンションを買うという方法もありますが、どうせならお得にマンションを購入したいもの。
中古マンションにも買いどきがあります。

【中古マンション買いどきの目安】

  • 30~40代の比較的資金があるとき
  • 価格相場が下がっているとき
  • 住宅ローンの金利が低いとき
  • 物件が増える1~3月にかけて
  • 築年数20年を超えた中古マンション

住宅ローンは、ずっと低金利できていますので、できるだけリーズナブルに購入したい場合は価格相場がポイント。
ここ数年の価格の変動を知ることもですが、東京オリンピックなどのビックイベントによる価格への影響なども頭に入れておきたいです。

各県・各都市の価格動向2017

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中古マンションの価格はどう推移している?

各主要都市の価格動向

東京23区と大阪で大きく変化してきた過去数年の価格推移


それでは、中古マンションの買いどきに影響する価格は実際にどのように変動していっているのでしょうか。
東京カンテイの『三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方m2価格月別推移』より、2017年6月~8月にかけての推移を確認してみましょう。

オリンピック前で高い?首都圏の中古マンションの推移

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県を含む首都圏の中古マンションの平均は5,300万円前後。さらに細かく見ていくと東京23区で5,300万円前後、都心6区で7,300万円前後です。

周辺の都道府県と比較すると、神奈川県2,800万円前後、埼玉県2,100万円前後、千葉県1,900万円前後と東京、特に区内が平均を押し上げていることが分かります。

一方で、価格の推移は鈍化しているのが現状です。5年前から比較すると右肩上がりに価格が上昇していましたが、2016年あたりから価格が横ばいに近づいてきています。

東京オリンピックによる、不動産価格の暴落が予想される2020年問題というのもありますが、いよいよ物件の上昇に限りが見えてきたということでしょうか。

各県・各都市の価格動向2017

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各県・各都市の価格動向2017

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首都圏の追従ではなくわずかな値下がりになった近畿圏

大阪府の中古マンション価格は2,300万円前後、兵庫県の中古マンション価格は1,800万円前後で、都市部ながら首都圏よりもかなりリーズナブルです。

兵庫県神戸市はずっと横ばい状態ですが、一方の大阪府は東京と同じような右肩上がりの値動きを見せていました。

しかし、一転して8月には-0.4%のマイナスの値動きへ。近畿圏全体でみても、わずかながらマイナスの方向へと動いており、首都圏とはまた違った動きとなっていることが分かります。

東京や大阪ほど変化が大きくない愛知の価格動向

一方中部地方の中心となる愛知県の平均は1,800万円前後、とりわけ名古屋市は、2,200万円前後。東京や大阪のような大きな変動はないものの、じわじわと価格の上昇が続いていました。
名古屋市内全体は1.0%の上昇でしたが、名古屋市の中心3区は-1.1%。中心よりも、その周辺のエリアの方が人気のようです。

不動産価格を知って買いどきを見極める

家族みんな笑顔で住めることも大切ですが、中古マンションを購入するなら価格の動向も知っておきたいものです。
価格変動を1つの目安に、納得のできる中古マンションの購入をしましょう。

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