フラット35で金利優遇を受ける方法
長期優良住宅・低炭素住宅ともに、メリットに”フラット35″というワードが登場しましたね。
しかし、それが一体どんなものなのかご存知ない方も多いと思います。
簡単にご説明するとフラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携て提供している全期間固定金利住宅ローンのことです。
フラット35で金利優遇を受ける方法について詳しく知りたい方は、こちらを参照ください。
現状
これまでは、長期優良住宅と低炭素住宅の特性や違いについてご紹介してきましたが、
実際にどれだけの住宅で認定を受けているのかなど、それぞれの現状についてお伝えします。
長期優良住宅
2009年の6月の制度施行後、一戸建てにおける長期優良住宅の認定件数は順調に増加傾向にあります。
5年が経過した2014年6月末までの累計で認定戸数には50万戸を超えました。
長期優良住宅は、低炭素住宅に比べ認定数、認知度ともに高い状態にあります。
低炭素住宅
こちらの普及率は、非常に低い水準に留まっています。
具体的な一戸建ての低炭素住宅の数値から、ご紹介します。
制度が施行された2013年1月の時点では認定がわずか16戸。
増加傾向にあるものの上昇率は非常に小さく、100戸台または200戸台で推移しています。
2014年9月末までの21か月間における認定件数は3,464戸と、まだ普及率としては低いといえるのではないでしょうか。
まとめ
長期優良住宅と、低炭素住宅の性質についてお分かりいただけましたでしょうか?
まとめると、長期優良住宅は…
- 長期的に生活するための工夫がなされた住宅
- 認定条件は低炭素住宅に比べて多岐にわたる
- 税金の控除や減額期間の延長を受けられる
低炭素住宅は…
- 二酸化炭素の排出を抑制する機能をもつ住宅
- 省エネに特化している
- 新築だけでなく条件に合うようにリフォームすれば認定される
- 最大3,000万円の住宅ローンの控除を受けることができる
- 認定対象の設備の導入には費用がかかる
よりよい住生活を送るためには、ライフスタイルや金銭面などを想定した家選びが重要となってきますよね。
今回ご紹介した長期優良住宅や低炭素住宅は、今後の家選びの主流となるキーワードです。
両者の特性を利用して、上手な住宅選びをしましょう!!
文:小倉大将