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乳幼児から6歳まで!年齢別にみる子連れ飛行機攻略法

ひとり分の座席が必要に! 〜 3〜5歳の飛行機旅 〜

機内

さて、お子さんも3歳になると、ひとり分の座席が必要になります。その分料金がかかりますが、ひとり分のスペースが確保できるので、ずっと抱っこをして過ごす2歳までに比べると、よりゆったり過ごせます。チャイルドシートや、子ども向けの食事も用意してもらえるので、事前に予約しておきましょう。

自分の席に座って、個人用のモニターで映画を観たり、ゲームをして過ごせるようになるので、飛行機が大好きというお子さんもいます。こうなると、旅の計画も俄然楽しくなってきますね。

機内では、子ども用の塗り絵や折り紙、トランプなどを用意してくれる航空会社もありますので、上手に活用して気分転換させてあげましょう。好きなキャラクターの塗り絵、お気に入りの絵本を持って行ってもいいと思います。この年齢のころ、我が家はシールブックが大活躍でした。狭いスペースでもひとりで黙々と遊べるので、いつも小型のシールブックを往復1冊ずつ用意していました。

耳抜き対策には、ガムやキャンディ、口に入れやすいおやつを準備しておくといいですね。我が家の子どもたちは、初めて飛行機に乗ったときに棒つきキャンディの味を知りました。それ以来数年にわたって、棒つきキャンディは、飛行機に乗るときにだけ食べられる特別なおやつでした。

このくらいの年齢になると、オムツが取れているお子さんも多いと思いますが、トイレに立てない場合の備えとして、オムツを数枚持っておくと安心です。着替えと一緒に手荷物に入れておきましょう。

着替えにおやつ、絵本にシールブック、子どもの荷物だけでもかなり多くなりますね。そんなときには、空港での移動時にも便利な子ども向けトランクもあります。待ち時間が長いときに使える椅子がわりにもなり、移動時は子どもを座らせて引っ張ることができるので、乗り物好きなお子さんには特にオススメです。機内で使うグッズを、お子さんと一緒に準備してみてはいかがでしょうか。

参考:ダッドウェイ
http://www.dadway-onlineshop.com/baby_brand/trunki/

長距離のフライトもOK! 〜 6歳くらいからの飛行機旅 〜

このくらいの年齢になると、機内での過ごし方も大人とさほど変わりません。我が家の子どもたちは、小さい時から帰省のたびに飛行機に乗ってきたので、すっかり慣れたもの。
自分で操作をして映画を観たり、ゲームをしたりして過ごしています。自宅にいるときと違って、何本映画を観ても、長時間ゲームをし続けてもいいので、ふたりとも飛行機旅が大好きです。

手荷物は、念のための着替え一式と、本や漫画を1冊、おやつを少しくらいで十分。自分でリュックに用意し、自分で持ちます。搭乗後は、前の座席の下に置いておいて、いつでも自分で取り出せるようにしておきます。

こうなると、親の手が必要になることはほとんどありません。まだモニター操作ができない場合は、代わりにセットして、食事の時に目を配る。離着陸などの前に、シートベルトがきちんとできているか、トイレは大丈夫かどうか声をかける。それくらいでしょうか。あとはご自身も、飛行機旅をゆったり楽しんでください。

番外編 子どもだけの飛行機旅!

6歳以降は、子どもだけで飛行機旅をさせることも可能になります。夏休みは、お子さんがひとりでおばあちゃんに会いに行くというような、冒険をさせてみるにはいい機会かもしれません。
お見送りから搭乗まで、飛行機を降りてからお迎えの場所までのサポートサービスがありますので、HPなどでチェックしてみてください。旅の終わりには、お子さんがひと回りもふた回りも大きく見えることでしょう。

参考: JAL キッズおでかけサポート
http://www.jal.co.jp/dom/support/smilesupport/kids.html

子連れで飛行機の旅、準備をしっかりすることで、車や電車での旅同様に、またはそれ以上に快適に過ごすことができます。航空会社によって様々なサポートもありますので、上手に活用して、飛行機での移動も、楽しい旅の思い出のひとつにできるといいですね。

文:なつのはな

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