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千葉県松戸市が『共働き子育てしやすい』街で全国1位を受賞!

観光地

松戸市にある『東松戸ゆいの花公園』
引用:松戸市公式ホームページ

子育てしながら共働きを選択する家庭が一般的になっていますが、サポート体制や保育園の入りやすさは自治体によってまちまちです。
これから家の購入や引っ越しを考えている子育て・共働き世帯の人は、サポート体制が手厚い自治体を選びたいものですね。

先日、日本経済新聞社と日経BP社の働くママ&パパ向けの情報サイト『日経DUAL』が協同で実施した『共働き子育てしやすい街ランキング』の【東京編】及び【全国編(東京を除く)】の結果が発表されました。

全国162もの自治体から、全国編でみごと1位に選出された千葉県松戸市は、どのような点が評価されたのでしょうか?
松戸市が行う子育て・共働き世帯への支援と魅力に迫ります。

全12項目の中で高い評価を獲得した松戸市

『共働き子育てしやすい街ランキング』には、12の評価項目が設定されています。

項目の内容は、例えば『入園できた子どもの数』や、『保育料の高さや安さ』、『新設計画』など、認可保育園にまつわる項目や、認可外保育園の『施設利用者への助成制度』や『施設数』などもチェック対象に指定されています。

他には、『病児保育への預けやすさ』や『学童保育の充実度』、『未就学児の数』も評価の対象です。

松戸市が評価されたポイントは?

松戸市

授賞式の様子

松戸市は幼稚園の積極的な活用や、放課後児童クラブや病児・病後児保育の施設数など、充実した施設数やサービス内容が高く評価されました。

幼稚園では預かり保育の充実及び預かり保育料を助成しているので、共働きでも、保育所と変わらない負担で幼稚園に通わせることができます。

また、市内全45小学校区には放課後児童クラブを設けているので、共働き世帯の小学生も19時まで遊んだり、宿題をしたりして時間を過ごせます。
病気や病気の回復期の子どもを預かってくれる『病児・病後児保育』は2か所、『病後児保育』は1か所の合計3か所にあります。

松戸市は、共働き世帯やその子ども達だけではなく、保育士にも配慮しています。
市内の民間保育施設で働く新卒保育士に対しては、家賃の補助や、勤続年数に応じて松戸手当と呼ばれる独自の給料の上乗せを実施しています。

保育士を確保したことで、松戸市は市内23カ所への駅前・駅ナカへ小規模保育施設の設置に成功し、2017年4月に『2年連続待機児童ゼロ(国基準)』を達成しました。

『保育所保育 質のガイドライン』を取り決め、さらなる保育の向上を目指す松戸市。
今後はどのような取り組みが見られるのか、とても楽しみですね。

ユニークな松戸市の取り組みとは?

松戸市は『まつどDE子育て』を掲げ、共働きで子育てしやすい環境づくりに日々努めています。

松戸市夜間小児急病センターでは、毎日18から23時まで子どもの診察を受け付けています。
さらに、中高生が命の大切さを学ぶ『中高生と乳幼児のふれあい体験』や、各種大会で優秀な成績をおさめた子どもを表彰する『子ども夢フォーラム』が平成30年に開催が予定されるなど、子どもの成長を応援するイベントも豊富です。

また、「子どもの虐待防止対策の強化」や「子どもの未来応援対策の推進」など子育ての意識を高めている松戸市は、共働き子育て世帯にとっては大変魅力的な街といえるでしょう。

松戸市子育て情報サイトはこちらからチェックしてみてください。
URL:https://www.city.matsudo.chiba.jp/kosodate/matsudodekosodate//

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