構成する要素は何? 結婚式を因数分解しよう!
何かをやるときは、取り掛かりの最初に、その対象を因数分解しておくと、あとあとの思考回路が整理されてスムーズに考えられるよ。
……ということで、結婚式を構成する要素は何だろう?
いわゆる開催する場所、会場のことだね。
新郎新婦のほかに、ゲスト(招待される側の人)、神父(教会式の場合)、司会者、プランナーやコーディネーターなど。
ゲストに提供する「おもてなし」の中でも特に重要かも! ここにケーキや、お酒などの飲み物も入るね。
主に新郎新婦が着るもの。通常、新婦が着るドレスがこだわりポイントになりやすいね。
新婦が持つブーケ、会場を華やかに演出する生花やテーブルウェア、エントランスに飾るウェルカムボード、場合によっては風船やドライアイスなど。
招待状や席次表、席札などの紙小物。
ほかにも、音楽による演出に力を入れたい場合は、音響が大事だったり、当日の様子を写真や映像で残したい場合は、ムービーやスチールの撮影をする人が必要だったり……と、どんな結婚式にするかによって、広範囲で変わってくるよ。
世界にひとつだけの結婚式に! テーマをミッション決めよう!
因数分解ができたところで、いったん細かいことはさておき、「テーマ」と「ミッション」を決めてみよう。
テーマは「星空」「花」「南国」「月」などなど、これだ! といえるものなら何でもいいのだけれど、「せっかくだから、自分たちだけのオンリーワンの結婚式にしたい!」と思うなら、ちょっと奇抜な、あるいは具体的なテーマを選んだほうが面白い。
たとえば……「70年前のローマの休日」「小さい頃に大好きだった『ぐりとぐら』のカステラ」「(これからの向上を願って)つくし」(※ つくしの花言葉は「向上心」「驚き」「意外」)「2050年の東京」などなど、漠然としたところからもう一歩、具体的なところに踏み込んだテーマを掲げると、演出の仕方もすぐにイメージできるようになるよ。
そして、準備段階から開催後までの長い期間、ずっと楽しく進めていくためにも「ミッション」を決めておこう。
企画者・実行者が新郎であるなら、「新婦に5粒以上の嬉し涙を流させることがミッション」「新婦の両親に大満足してもらうことがミッション」「ゲストに全員、最高だった! と言われることがミッション」などなど。複数あってもいい。
これは、あくまでゲーム感覚を付加して、より積極的に楽しむことができるように設定するものなので、神妙な面持ちで考えるのではなく、ワクワクしながら笑顔で考えよう。
ミッションと一緒に、ミッションコンプリートしたときの自分へのご褒美も決めるとさらに盛り上がるよ(自分の気持ちが!)。