すみかる住生活版

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奄美大島のびのび子育て|南の島への移住日記vol.5

保育園での2歳児の受け入れ

奄美子育て

幼稚園で2歳児から入園が可能

2人目の子を保育園に入れなかったのは夫の実家が助けてくれるからということもありましたが、それ以外にも一つ理由がありました。2歳児でもお兄ちゃんと同じ幼稚園に入るということが可能だからです。
私が住んでいた神奈川のだいたいの幼稚園では2歳の入園前の年に「プレ保育」という母親同伴の慣らし保育のようなものを行っている幼稚園が多いかと思います。入りたいと思っている幼稚園の事前入園というか、体験しながらその輪に入っていくような…
そこではこれから入るであろうお友達と出会うことができたりお母さん同士のコミュニティーもできて楽しいですよね。
ただ、母親が同伴するか別室で見守ることが多く、半日なり預かってくれるところは少なかったと記憶しています。

今回奄美大島へ引っ越してきてお兄ちゃんを入れた幼稚園では、三年保育で年少・年中・年長の異なる歳の子たちが同じクラスで3年間過ごす縦割り保育を行っています。
そしてとても良いシステムがあり、4年保育という形で2歳児から完全に保育をしてくれます。兄弟がいれば同じクラスとなり、上の子が下の子を見てあげるという方針のもと実質お兄ちゃんと同じ時間2歳児も保育してくれるのです。

同じ地域にあるもう一つの幼稚園でも同じように2歳児の受け入れをしていましたが、2歳児だけのクラスを設けているようでした。園による方針の違いもあるようですね。
体育や英語など年齢による差が大きい時間に関しては学年が同じ横割り保育、1日の始まりやお昼ごはんなど年齢による授業運営への影響が少ない時間はクラスで動く縦割り保育と、年齢を分けたり混ぜたりすることを生かした保育スタイルのようです。

また神奈川では、だいたいは水曜が午前保育のところがほとんどでしたが、こちらは月〜金が普通保育で延長保育も可能なので、お仕事をしているお母さんにもとても優しいように感じます。

引っ越したばかりで幼稚園へ2人を入れる準備や妹の心の準備などもあるので4月からは入れられませんでしたが、夏以降に二人目の入園を検討しています。私も少しだけ赤ちゃんとの時間を過ごせますし、3歳差なので通常の幼稚園であれば、すれ違うはずのお兄ちゃんお姉ちゃんが一緒に登園できるのもありがたいですね!

神奈川の時は子供を預ける・保育先を選ぶなどには何かしら事前説明を聞きに行くだけでぐったりしたものですが、
ここ奄美大島ではそんなことが苦手な私に優しい手を差し伸べてくれる人たちが多すぎて戸惑ってしまうほどですね。

まとめ

私が住んでいた神奈川と奄美大島の子育て環境や幼稚園・保育園について体験を語りました。
移住を検討していて、お子様の子育て環境を悩んでいる方は、奄美大島を検討してみてはいかがでしょうか。

続いては、奄美大島の食文化について書きたいと思います。
奄美大島の食文化をリポート|南の島への移住日記vol.6

文:竹山 由加里

【南の島への移住日記】
vol.1:私が奄美大島に移住を決めたワケ
vol.2:離島への引っ越し費用は高額!交渉次第で50万円以上お得に!?
vol.3:奄美大島への移住支援と暮らしやすさをリポート
vol.4:移住先の奄美大島でDIYリフォームしました
vol.5:奄美大島のびのび子育て
vol.6:奄美大島の食文化をリポート
vol.7:奄美大島へUターン&Iターンで開業したお店やお仕事
vol.8:奄美大島へ移住、イベントが多くて地元へ馴染みやすい
vol.9: 移住の際にはフリーペーパーで奄美大島を知ろう
vol.10: 奄美大島へやってきました初の台風

竹山 由加里(たけやま ゆかり)
北海道出身。アルペンスキーなどのスノースポーツに明け暮れる。その後、東京都で就職し営業職やWEBデザイナーとしての経験を積んでフリーランスとして独立。結婚・出産を経て、現在二児の母となり第三子妊娠中で生まれ故郷と真逆の南国、鹿児島県奄美大島での生活を2017年1月にスタート。
新天地 奄美大島での子育て&島での住生活をレポートします。

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