「赤ちゃんに扇風機を使っても良いのかな?」とお悩みではありませんか?
体温調節が苦手で汗っかきな赤ちゃんの体調管理って大変ですよね。
しかし、扇風機が赤ちゃんの負担になってしまうことも!
そこで今回は、赤ちゃんに扇風機を使うときのポイントや注意点・赤ちゃんにも使える扇風機などをご紹介します。扇風機の正しい使い方を知って、快適な環境を整えていきましょう!
赤ちゃんに扇風機を使っても大丈夫?
結論からいうと、赤ちゃんに扇風機を使うこと自体は問題ありません。
エアコンなどの人工的に冷やされた空気より、扇風機が作り出す自然な風の方が赤ちゃんの肌にも低刺激で負担も少ないです。
さらに、生まれたばかりの赤ちゃんは自分で体温調節するのが難しいため、快適な室温に調節するためにも扇風機は大変役に立ちます。
ただし赤ちゃんの肌は皮下脂肪が少なく刺激に弱いため、扇風機の使い方には気をつける必要があるんです!
赤ちゃんに扇風機を使うとき気をつけるべきポイント4つ
赤ちゃんに扇風機を使う際に気をつけるべきポイントは、以下の4つです。
- 赤ちゃんに直接風を当てないようにする
- カバーの隙間が狭いものや羽のないものを選ぶ
- 赤ちゃんの体温が下がっていないか確かめる
- 足元が安定して倒れにくいものにする
赤ちゃんが快適に過ごせる環境づくりのためにも、これらのポイントはとても大事になってきます。
それでは順番にみていきましょう!
赤ちゃんに直接風を当てないようにする
1つ目は、赤ちゃんに直接扇風機の風を当てないようにすることです。
先ほどもお伝えした通り、赤ちゃんは皮下脂肪が少ないため、体温調節が苦手です。
そのため扇風機の風が直接当たることで体温や水分が奪われ、体調不良を引き起こす可能性が高くなるんです。
私たちがなんとも感じない風量でも、赤ちゃんにとっては「とても冷たい強い風」に感じてしまいます。
そのため、扇風機を使う際は扇風機を上に向けたり、赤ちゃんから少し離れたところで使用するのが良いでしょう。扇風機を赤ちゃんの背にして使用するのもオススメです。
カバーの隙間が狭いものや羽のないものを選ぶ
赤ちゃんに扇風機を使うのであれば、カバーの隙間が狭いものや羽のないものを選ぶと良いです。
赤ちゃんは動いているものに興味を示すため、扇風機もその対象になります。
誤って扇風機に指を突っ込んだりしたら大変です!
そうならないためにも扇風機は安全面に配慮したデザインを選ぶようにしましょう。
もうすでに扇風機を買ってしまっている方は、扇風機に取り付けるカバーなどを購入して対策しておくと安心です。
赤ちゃんの体温が下がっていないか確かめる
赤ちゃんに扇風機を使う際には、赤ちゃんの体温が下がっていないかこまめに確認しましょう。
ちょっと確認しない間に赤ちゃんの身体が予想外に冷えてしまうことがあります。
体温が下がると下痢などの体調不良を引き起こす原因にもなるので要注意です。
赤ちゃんは周りの環境に影響されやすいため、こまめに体温をチェックしてあげてくださいね!
足元が安定して倒れにくいものにする
赤ちゃんは、想像以上に自由に動き回ります。
そのため、扇風機は足元が丈夫で安定しているものを選ぶようにしましょう。
足元が不安定な扇風機だと、赤ちゃんが少しぶつかっただけで倒れてしまうかもしれません。
目を離したちょっとした間に扇風機を倒してケガをした、なんてことがないよう扇風機は安定感のあるものを選んでください。
最近だと、倒れると自動で止まる機能がついている扇風機もあるので、チェックしてみてくださいね!
以上が赤ちゃんに扇風機を使う際の4つのポイントでした。
赤ちゃんはいろんなものに興味津々なので、もしもの時に備えて事前に安全をチェックしておきましょう!
赤ちゃんにも安心して使える扇風機ってどんなもの?
赤ちゃんにも安心して使える扇風機の特徴は、以下の3つです。
- 羽のないもの
- 高さのあるもの
- サーキュレータ
赤ちゃんがケガしないためにも、なるべく安心かつ安全な扇風機を選ぶことが大切です。
では、順番にみていきましょう!
羽のないもの
最近では、羽のない扇風機が赤ちゃんのいる家庭で人気です。
羽がないので赤ちゃんが触ってもケガをすることがなく安心です。また、デザインも足元が安定しているものが多いので、動き回る赤ちゃんがいても使いやすいですね。
一般的な扇風機と違って掃除がしやすいため、ホコリや汚れがつきにくいのも嬉しいポイントです!
高さのあるもの
高さのある扇風機は、赤ちゃんがケガするリスクを減らしてくれます。
床からファンまでの高さがあるので、赤ちゃんや小さな子どもには手が届きません。
また、高さがあるため直接風が当たることがなく、心地よい風が赤ちゃんに届くようになります。
そのため、冷えたり体調を崩す心配も少ないでしょう。
サーキュレータ
床に置くだけでなく、壁にかけて使用することもできる便利なサーキュレータ。
サーキュレータは何といってもコンパクトなので、使いたい時にさっと出して使用することができます。
壁につけておけば、直接風が当たることもなくて良いですよね。
最近では赤ちゃんが触れても大丈夫なよう、「羽なし」のものも販売されているのでより一層安心して使えます。
以上が、赤ちゃんにも安心して使える扇風機の特徴3つでした。
扇風機を選ぶ際の参考にしてくださいね!
扇風機がなくてもできる体温調節方法とは?
最後に、扇風機がなくてもできる体温調節法を3つお伝えします。
- 締め付けの弱いオムツを使う
- こまめに着替えさせる
- エアコンの温度をこまめに調整する
これらの方法を使えば赤ちゃんの体温が安定し、より快適に過ごせるようになります。
順番にみていきましょう!
締め付けの弱いオムツを使う
1つ目の体温調節方法は、締め付けの弱いオムツを使うことです。
適度な風通しがあることでオムツの中がムレにくくなります。
逆に締め付けの強いオムツはムレやすく、赤ちゃん本来の発汗を抑制してしまいます。
身体を圧迫することで自律神経の働きが弱くなり、成長を遅くさせる可能性もあるんです。
オムツは、赤ちゃんの身体のサイズに合った、締め付けの弱いものを選びましょう。
こまめに着替えさせる
こまめに着替えさせるのも、体温調節方法として有効です。
なぜなら赤ちゃんはとても汗っかきなので、そのまま放っておくと汗がかわいて身体が冷えてしまうからです。特に外出時には汗をかくことも多いため、着替えの衣服を持っていくと便利です。
また、季節に合わせた肌着を着せておくことで体温を一定に保つこともできます。
着るものをうまく工夫して、体温調節をしてあげましょう。
エアコンの温度をこまめに調整する
エアコンを使う場合には、エアコンの温度をこまめに調節するようにしましょう。
一見気持ちよさそうにしていても、赤ちゃんの手足が冷たくなっているかもしれません。
また、夏場は特にエアコンと扇風機の併用がオススメです。
エアコンで冷えた空気が扇風機によって部屋全体に行き届き、より快適な空間を作ることができます。
赤ちゃんの体温も確認しつつ、エアコンを上手に使って体温調節してあげましょう!
以上が、扇風機を使わずに体温調節する3つの方法でした。
扇風機を使わなくても、ちょっとした工夫で赤ちゃんも快適に過ごせそうですね!
まとめ
扇風機は、正しい使い方をすれば赤ちゃんに使っても問題ありません。
むしろ自然な風は、赤ちゃんにとっても心地よいものです。
最近ではデザイン重視の家電も増えていますが、大切な赤ちゃんの健康のためにも扇風機選びは安全面を重視することをオススメします。
赤ちゃんにとって優しい環境を作ってあげてくださいね!