株式会社エイチームライフスタイルは、同社が運営するお墓・霊園探しサポートサイト「ライフドット(Life.)」にて、「墓じまい」に関する意識調査を行いました。対象は家族のお墓があり、お墓の管理を考える立場にある20代~70代の男女です。
調査方法:インターネット調査
調査対象:家族のお墓があり、お墓の管理を考える立場にある20代~70代の男女
調査期間:2019年12月19日~12月23日
調査エリア:全国
サンプル総数:764
【実施場所】
ライフドット
【運営会社】
株式会社エイチーム
設立:2000年2月29日
事業内容:「ライフスタイルサポート事業」、「エンターテインメント事業」、「EC事業」の3つの軸で事業を展開する総合IT企業
今回のアンケートでは、764名の回答者のうち90.2%に相当する689名の人が「墓じまい」という言葉を聞いたことがあると回答しました。お墓の管理を考えている方々の間では、非常に高い知名度を誇る言葉といえます。
「墓じまい」という言葉を知っている人のなかで、実際に「墓じまい」をするかどうかを検討したことがある人は約5割でした。
少子高齢化による後継ぎ問題や、地元を離れて働いておりお墓参りに行けない難しい人が少なくないなど、様々な要素があると思いますが、現代の世相を反映している調査結果なのかもしれません。
その一方で、「お墓の管理が面倒(41.4%)」と、管理の煩わしさに関する回答が続いています。お墓の管理に高い優先順位をつけない人が増加しているのかもしれません。
また、「墓じまい」をしたことがある人に、「墓じまいとその後の供養」でかかった費用を聞いたところ、26.3%が「50万円までの費用」ということでした。次いで、「100万円まで」が17.1%、「150万円まで」が18.4%、「200万円まで」が10.5%という結果になりました。
満足している理由として「お墓参りが出来ないことによる罪悪感がなくなった」「未来への心配がなくなった」「気持ちが楽になった」と不安やもやもやが解消されたといった趣旨の回答が目立ちました。
今回の調査では、墓じまいを検討している方はとても多く、そして墓じまいを実行した方のほとんどが満足をしているという結果が出ました。
目まぐるしく状況が変化するこの時代、お墓に対する人々のとらえ方も変化しつつあるのかもしれません。
この機会に、お墓の管理・墓じまいについて考えてみてはいかがでしょうか。